INDIES BAND

Toninho Hortaトニーニョ・オルタ

■「トニーニョ はハーモニーの王だ」── トム・ジョビン

■「どの国に暮らす音楽家だって、創造性が豊かで唯一無二のスタイルを持つトニーニョ の楽曲が好きだ。メロディックで調和のとれた曲の展開は重力に逆らって進むようだ」── パット・メセニー

■1948年12月、ブラジル、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンチ生まれの生粋のミネイロ(ミナス人)。幼少の頃より母親から手ほどきを受けながら独学でギターを学ぶ。10代の頃にミルトン・ナシメントと出会い、その後「クルビ・ダ・エスキーナ」「ソン・イマジナリオ」などに参加し「ミナス・サウンド」創世の立役者となった。
 ハービー・ハンコックやウェイン・ショーター等国際的ジャズ・ミュージシャンとも共演してきた。パット・メセニーやジョージ・ベンソンら国際的ジャズ・ギタリストに大きな影響を与えたことでも知られ、ギタリストとしての一面に注目されがちだが、その真価は、自らのギタリスト/シンガーとしてのバランス感覚を熟知したコンポーザー/サウンド・クリエイターとしての姿にある。彼のそのスケールの大きな音楽観があってこそ「ミナス・サウンド」が生まれたとも言えるだろう。今年はトニーニョ・オルタのキャリア50周年&70歳の年であるが、その瑞々しく透明感があり、温もりがあるサウンドに更に磨きがかかっている。キャリア50周年記念アルバムの発売を控えている。

Diana Horta Popoffヂアナ・オルタ・ポポフ

■ベーシストで作曲家の父ユリ・ポポフと、フルート奏者の母レナ・オルタ(Lena Horta)を両親に、ミナスジェライス州、ベロ・オリゾンチに生まれる。叔父はクルビ・ダ・エスキーナでの活動でも知られるギタリストで作曲家のトニーニョ・オルタ(Toninho Horta)。両親のユリとレナは、トニーニョのバンドの中心メンバーとしても活動してきた。リオで音楽に囲まれて育ち、ブラジル新世代の傑出した才能ジョアナ・ケイロスとは幼馴染。音楽学校ではフルートを専門に学んだ。イヴァン・リンスがアルバムの解説を執筆したデビューアルバム『Algum Lugar』を2013年にリリースし、高い評価を得た。同作のヨーロッパでのリリースツアーで、後に結婚することになるフランス人ベーシストのマティアスと出会い、渡仏。スイスで再会したアンドレ・メマーリの尽力で2ndアルバム『Amor de Verdade』を2018年をリリースした。ヂアナの歌の繊細さ、楽曲の持つミナス特有の透明感とメロディやコードの美しさが、聴くほどに染み込む名盤となった。正統ミナス音楽を21世紀にアップデートする特別な才能だ。

http://latina.co.jp/dianahortapopoff/index.html

Mathias Allamaneマチアス・アラマン

■1979年、フランス生まれのベーシスト。音楽の勉強を始めたのは遅く、17才のとき。それまではハンドボールに熱中していた。
20才のときに、パリに移り住み、パリ国立高等音楽院でベースをリカルド・デル・フラに師事した。NYにも何度も行きロン・カーターに学んだ。
 これまでに、バリー・ハリス、エリック・レニーニ、マニュエル・ロシュマン、トニー・アレンらのアルバムの録音に参加している。また、ライヴでは、ジョニー・グリフィン、スティーヴ・グロスマン、ピーター・バーンスタイン、トゥーツ・シールマンス、トニーニョ・オルタ、ティグラン・ハマシアンらと演奏してきた。ジャズ・シーンだけでなく、ポップス界からの信頼も厚く、ヴァネッサ・パラディ、オリヴィア・ルイス、ライザ・ミネリらのバックを務める。ヂアナ・オルタ・ポポフは彼の妻である。

Yoichi Okabe岡部洋一

■1962年東京都出身。
高校時代からパーカッションの演奏を始める。 早稲田大学在学中にラテン音楽やロックのサークルに出入りし、プロとしての活動を開始。歌謡曲のバックや、ブラジル音楽、ジャズなど幅広く演奏する。
現在はトランスロックバンド「ROVO」や、プログレッシブジャズロックバンド「ボンデージフルーツ」、16人編成のブラスロックバンド「THE THRILL」のメンバー。
2001年、ソロアルバム「SATIATION」をまぼろしの世界からリリース。2006年には、ソロライブアルバム「感覚の地平線」をリリース。
洗足音楽大学ジャズコース非常勤講師。
2017年撮り下ろしのセッションを自己分析したDVD「岡部 洋一 パーカッションズ・セルフアナライシス」発売開始。
本公演では、ドラムを演奏する。