出演者一覧

慶應義塾大学KBRタンゴ・サンサンブル 慶應義塾大学KBRタンゴ・サンサンブルは、昭和22年に産声をあげたタンゴ・アンサンブルです。KBRとは、慶應義塾の3色旗(KEIO Blue Red & Blue)から頭文字をいただいたもので、慶應義塾大学の公認タンゴバンドで、往年には都内の日比谷公会堂や東京文化会館などでのコンサート、また夏休みには全国化かうちを巡って演奏旅行を行っていたものでした。それだけでなく、昭和30年代から40年大前半にはラジオやテレビにも度々出演し、特にTBS大学対抗バンド合戦では、3年連続して第一位の栄冠を勝ち取る快挙も成し遂げたこともあります。そのおかげでプロのハワイアンバンドやジャズバンドと一緒に演奏会やダンスパーティに数多く出演する機会にも恵まれました。ただ、時代の波には勝てずに、現在は現役のクラブ活動はなくなっています。近年になって、当時のOBたちが中心となって「KBRタンゴアンサンブル」を復活させ、2013年、2014年と続けて「第一回アルゼンチンタンゴ早慶戦」と題するコンサートを企画、大成功を収めました。OBたちの願いは、もう一度現役によるKBRタンゴアンサンブルの復活させること」です。そのために今日も、「元学生バンド」のレベル以上の演奏をお聴かせしたいと全員が意気込んでおります。
柏原 誠(ボーカル)、福本 孝、池田達則(バンドネオン)、石井清敏、鈴木慶子(バイオリン)、大石 豊(ピアノ)、田中 彰(ベース)。

オルケスタ・タンゴ・ワセダ オルケスタ・タンゴ・ワセダは昭和26年(1951年)に「早大タンゴバンド」として誕生しました。やがて、当時のアルゼンチン大使館のフアン・ホセ・オルティス書記官によって現在の「オルケスタ・タンゴ・ワセダ」と命名され、現在に至っております。戦後間もなく日本に訪れたタンゴブームの中で、大学でも多くのタンゴ演奏サークルが創設されましたが、ブームが去った後、それらのサークルは次々と姿を消して行き、現在活動している学生タンゴ演奏サ ークルは当団のみとなっております。近年では東大、中大と言った他大学の学生演奏家たちもここに集って演奏することもあります。年に一度の定期演奏会の他、タンゴダンス世界選手権アジア大会における演奏をはじめとする様々な出張演奏を活動の場とさせていただいております。
バイオリン:濱川 千紘、加藤 里奈 バンドネオン:寺内 美紀、鈴木 晴賀 ギター:大塚 聡太 ピアノ:神戸 頌子、松山 光樹 コントラバス:手塚 紗也佳、嵯峨山 琴音
ロス・ポジートス with タンゴ並木 オルケスタ・デ・タンゴ・ワセダのOBを中心に結成された2つのバンドが今回は合同でスペシャルオルケスタを編成。総勢11名による厚い、そして熱い演奏をお届けします。「Los Pollitos」は、「踊れるタンゴ」をモットーに、ミロンガなどでダンサブルなタンゴを演奏しています。東京タンゴ祭には初回から出演しており、ダンスユニットとの競演でも好評を得ています。いっぽうの「タンゴ並木」は、「Los Pollitos」の兄貴分ともいうべき正統派バンド。この2バンドのメンバーによる化学変化にご期待ください!
バンドネオン:神谷太郎、萩原育夫、岡田尚子 バイオリン:横山哲也、大西里香、赤石尚美、村田竜一 コントラバス:鎌田剛、手代木建 ピアノ:尾崎順子 ギター:大森一樹

チコス・デ・パンパ 大編成アルゼンチンタンゴ楽団「西塔祐三とオルケスタ・ティピカ・パンパ」の有力な若手メンバーにより結成されました。バンドネオン、バイオリン、ピアノ、コントラバスによる4人編成のアルゼンチンタンゴバンド。「リズムの王様」と呼ばれたフアン・ダリエンソ楽団のスタイルを継承し、パワフルで歯切れの良いビートとシャープな演奏が特徴的。典型的なアルゼンチンタンゴの正統なスタイルを受け継ぎながらも、新鮮みに溢れ、高い演奏技術とアンサンブルの良さに定評がある。東京を中心に全国各地で演奏活動を行ない、「七ヶ浜国際村インターナショナルデイズ2007アルゼンチン」「浜松市楽器博物館レクチャーコンサート」「2011東京国際タンゴフェスティバル」等に出演。2006年より「神奈川チャリティコンサート」に毎年出演し好評を得ている。
バンドネオン:北村聡、鈴木崇朗 バイオリン:永野亜希、吉田篤貴  ピアノ:宮沢由美 コントラバス:佐藤洋嗣
イエロータンゴカルテット タンゴの名曲を何故かサックス、テューバ、バンドネオン、ギターで演奏するイエロータンゴカルテット。「タンゴってこんないい曲沢山あるのか!!しかも俺達に合ってる気がする!」これがこの4人で演奏を始めた理由です。スタンダードなタンゴ演奏から異業種とのセッションなど幅広く活躍するバンドネオンの仁詩、東京芸大卒でクラシックやジャズ界隈、近年はあまちゃんバンドでも活躍するサックス鈴木広志とチューバの木村仁哉、タンゴジャックや佐藤鈴木田中で注目を集めるギター田中庸介による古くて新しいタンゴユニットの演奏をお見逃し無く!
仁詩(バンドネオン)、鈴木広志(サックス)、田中庸介8ギター)、木村仁哉(チューバ)

小松真知子&タンゴクリスタル・セプテート 小松真知子&タンゴクリスタルは、現代タンゴの巨匠アストル・ピアソラも絶賛した、確かで華麗なタッチで知られるピアニストの小松真知子と、ギタリストで作曲・編曲家の小松勝の二人によって1986年に結成されました。古典タンゴからコンチネンタル・タンゴ、現代タンゴまでの多彩な演奏と、小松勝編曲による日本人の感性をとらえたオリジナリティあふれるサウンドで、常に聴く人の心を魅了しています。日本国内でのコンサート・ライブ・イベント出演はもとより、アルゼンチンでの公演やアメリカ・カナダなどでの国際的セレモニーへの出演等、名実ともに日本を代表するタンゴ楽団として活躍中です。日本はもとより、アルゼンチンでの重要なコンサートでも演奏し、アルゼンチン大統領に絶賛された経験も持っています。近年、日本のみならず世界を舞台に活躍中のバンドネオン奏者の小松亮太氏は、小松真知子・勝の長男で、10年以上“タンゴクリスタル”に在籍し活動していました。
ピアノ:小松真知子 バンドネオン:北村 聡、鈴木崇朗 バイオリン:齋藤寛子、宮越建政 ギター:小松 勝 コントラバス:田辺和弘 ボーカル:小島りりち子
オルケスタ・アウロラ  2008年、日本で生まれた凄腕ミュージシャンたちによるタンゴ楽団オルケスタ・アウロラ。クラシック、ロック、ジャズ、フラメンコ、ポップス、ブラジル・・・様々なジャンルを演奏することで創造された、新しい音楽的アイデンティティーがタンゴの上に花開きます。アウロラの演奏曲目はクラシック・タンゴの名曲から、ピアソラ、そしてリーダーの会田桃子(Vn)や青木菜穂子(P)のオリジナル曲まで幅広いものです。アレンジも独自のものを作り上げますが、それは何度も訪亜を重ねてきたメンバーたちの中に芽生えた感情に由来します。『日本人には西洋人の発明を詳細に真似て、吸収する民族性、そうして作り上げた文化があります。お米を食べ、味噌汁を飲み、富士山を見て育ってきた人間が奏でるタンゴも、あらゆるジャンルの要素を取り込み、発展できると思うんです。そのなかで現代日本が作る、新しいタンゴの形を模索したいと思っています。』 ブエノスアイレスやウルグアイ、チリ等での演奏はいつも高い評価を受け、特にアルゼンチンではもっとも有名な日本のタンゴ楽団といえます。
ピアノ:青木菜穂子 バイオリン:会田桃子、吉田篤貴 バンドネオン:北村 聡、鈴木崇朗 コントラバス:東谷 健司

京谷弘司クアルテートタンゴ 京谷弘司は20才の若さで、日本が世界に誇った早川真平とオルケスタ・ティピカ東京の第一バンドネオンとして活躍したバンドネオン奏者です。天才アストル・ピアソラのタンゴは、アルゼンチンでも日本でもタンゴの範疇に入るか、入らないかの論争が長く続いた時期がありましたが、京谷弘司氏は古典タンゴにとどまらず、早くからピアソラの音楽も深く研究し、演奏してきました。80代、アストル・ピアソラが来日した際本人から「近い将来、私のライバルになる演奏家」と祝福されました。現在に至るまで日本の最前線で活躍する孤高のバンドネオン奏者です。
京谷弘司(バンドネオン)、淡路七穂子(ピアノ)、会田桃子(バイオリン)、田辺和弘(コントラバス)