東京タンゴ祭とは?

2010年、アルゼンチン建国200年の年に記念事業の一環として、この「東京タンゴ祭」が生まれました。本当は1年限りのイベントだったのですが、各方面から「ぜひ毎年!」の声が上がりこうして続けられることになったのです。
 アルゼンチンでは日本のことを「タンゴ第2の祖国」と呼びます。1950年代に藤沢嵐子さんがアルゼンチンに渡り、大統領が主催するエビータの死後1周年式典で歌ったところ、全国にラジオ放送されて一躍現地でも大スターになりました。以降日本の楽団が続々現地を訪れて評判を呼びました。その頃からこう呼ばれるようになったのです。
 さて、90年代になって、ピアソラ・ブームがあったからでしょうか、日本の若い楽団が続々と誕生するようになりました。実はアルゼンチンでも同様で、その頃から若い楽団が数多く誕生するようになり、現在では「久々のタンゴ黄金期」とさえ言われています。
 さて、日本に生まれたそのいくつかのグループは現地でも非常に高い評価を受けているのです。このイベントはそんな世界が注目する日本のタンゴ楽団を一堂に集めて聴いていただこうというものです。歌手やダンサーの飛び入りも用意されています。約4時間たっぷりと日本のタンゴの実力をお聴きいただきたいと思います。

株式会社ラティーナ

日本アルゼンチンタンゴ連盟

在日アルゼンチン共和国大使館

日本タンゴ・アカデミー

パス・コミュニケーション