プエルトリカン・サルサ・オーケストラ「エル・グラン・コンボ」はピアニストのラファエル・イシエールによって1962年に結成され、今年48周年を迎えた。プエルトリコが誇るサルサ・オーケストラであり、世界的にも最も有名なグループのひとつだ。多くの伝説的歌手が在籍し、ここから巣立っていったので、「サルサの大学」とも呼ばれている。
その48周年を祝うリサイタルが、今週5日の金曜日、セルヒオ・バルガス、ビクトル・マヌエル、エン・クラーベ(N’Klabe)、エルビス・クレスポなど賑やかなゲストを迎えて、マイアミで開催される。
会場となるのは、マイアミのJames L Knight Center。主催者らによると、金曜日のコンサートは4時間半に及ぶトロピカル・ミュージックの祭典になるとのことだ。
現在も創設者のラファエルはピアニスト/ディレクターとしてグラン・コンボを率いており、目下の最新アルバム『Sin Salsa No Hay Paraiso』のプロモーションに大忙しだ。
これまでに40枚以上のアルバムをリリースしており、ゴールド・ディスク、プラチナ・ディスク、etc……数々の賞を、メキシコ、コロンビア、プエルトリコ、スペインなどで受賞している。
代表作は「La muerte」「Acangana」「Ojos chinos」「El caballo pelotero」「La calle dolor」「Milonga sentimental」「Falsaria」「Ponme el alcolado Juana」「Por el pecho no」「Don goyo」「Julia」「Los zapatos de manacho」「La salsa de hoy」など。m