オラシオ・フェレール逝く

国立タンゴアカデミーの会長であり、詩人でもあったオラシオ・フェレールが、ブエノスアイレス市内のサナトリオ・グエメスで現地時間の12月21日午後、81年の生涯に幕を閉じた。
オラシオ・フェレールは1933年モンテビデオ生まれ。1967年にブエノスアイレスへ渡り、ピアソラが作曲を務めた「ロコへのバラード」や
「チキリン・デ・バチン」など100以上の名曲を生み出した。長くブエノスアイレス市内のアルべアールホテルに滞在し、ポルテーニョ文化を代表する詩人であった。