2014W杯閉会式パフォーマンスにシャキーラやサンタナが参戦

2014年サッカーW杯ブラジル大会の決勝が日本時間の14日にリオデジャネイロのマラカナン・スタジアムで行われた。アルゼンチンと対戦したドイツはPKで1−0の結果、見事24年ぶりの優勝を果たした。惜敗したアルゼンチンのエースFWリオネル・メッシが今大会MVPにあたる「ゴールデンボール賞」を受賞したが笑顔は見られず、受賞後のインタビューで「今回の負け方に自分自身に憤りを感じてる。明らかにチャンスがあったのに生かしきれなかった。今個人的に賞をもらえても何の意味にもならない。本当に、全く意味がないよ。優勝して、トロフィーをアルゼンチンに持って帰りたかったんだ。本当に悔しいよ。」と肩を落とした。
一方、同会場で行われた閉会式では3年連続でコロンビアの歌姫シャキーラ、今年でデビュー45周年のメキシコ人ギタリストのカルロス・サンタナ、ハイチのワイクリフ・ジョンが参加。ブラジルからはアレキサンドル・ピエス、イヴェッチ・サンガロ、カルリーニョス・ブラウン、エスコーラ・ヂ・サンバのグランヂ・ヒオが参戦、20分間におよぶ圧倒的なパーフォマンスを行い賑わせた。
スペイン代表のジェラール・ピケをパートーナーに持つシャキーラはインタヴューで「私にとってW杯がとても想い出深いイベントです。4年前の南アフリカでのW杯をきっかけに今の彼と出会いました。」と述べ、また今回1次リーグで敗退したスペインについて、「サッカー選手と共に過ごしていて学んだ事のひとつに、困難な局面に彼がいる時に常に隣にいて支える事の重要性です。スポーツとは酷なもので勝ち負けがあります。彼は本当に今落ち込んでいますが、私なりの方法でサポートして行きたいです」と語っている。(Yu)