マリーザ・モンチ、アルナルド・アントゥニス、カルリーニョス・ブラウンの３人が、EMIからアルバム「オス・トリバリスタス」を発表したのが去年の11月。発売当時「CDは発売されたが、ツアーを行う予定はないし、テレビにも出ない。発売後のその手のプロモーションは一切ない。」と発売統括者のネルソン・モッタが語っていたように、当時、この作品に伴うライブは行わない方向性が決まっていた。しかし、それから約10ヶ月が経ち、この作品は近年稀に見る売り上げを記録し、“現象”となり、そうも言ってられなくなったのが現状。本国ブラジルではCDが100万枚、DVDが10万枚の売り上げを記録し、世界46か国で発売、イタリア、ポルトガルではそれぞれCDが10万枚の売り上げを記録となった。この予想を遥かに超えた売り上げは、遂に３人の沈黙を破らせた。彼らは17日のパリで行われるミニライブの為、フランスへ飛び立った。先週のラテングラミーの受賞式で３人一緒にステージに立った彼ら。どうやらこのステージで、今後も３人で活動する結束は、更に固まったようだ。もしかしてアルバム「トリバリスタス２」も発売間近か。
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