マルビーナス戦争を描いたテレビドラマ・シリーズがスタート

1982年にアルゼンチンとイギリス間でマルビーナス諸島(英語ではフォークランド諸島)をめぐって争われた、マルビーナス戦争。約50年ものあいだイギリスが占領していたマルビーナス諸島を1982年4月2日にアルゼンチン共和国軍が侵攻したとして、アルゼンチンでは毎年4月2日が「マルビーナスの帰還兵と戦死者の日」とされている。

その4月2日から、アルゼンチン国営放送ではマルビーナス戦争を描いたテレビドラマ・シリーズ『Combatientes(戦士たち)』(全13編)が放送されるようだ。テレビドラマではあるが、国立映画音響映像協会(INCAA)や民間企業からのバックアップを受けており、映画並みの仕上がりとなっている。

ストーリーはフィクションで、マルビーナス戦争に徴兵され頭部に銃弾を受けて亡くなったとされる実存したある若き工作員を軸に、テレビ界で人気の俳優ラウタロ・デルガードらが主役を演じる。

アルゼンチンが抱える未解決の戦争問題を直視した話題の社会派ドラマとなりそうだ。tae

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