メキシカンポップの歌姫フリエタ・ベネガスの6作目となるアルバム『Los momentos(ロス・モメントス)』が、3月19日にメキシコとiTunesで先行リリースされた。
本作は、フリエタが一児の母となってはじめてのアルバム。なんと今回、フリエタのトレードマークともいえるアコーディオンを手放し、おなじみのポップ路線からは離れて、エレクトロ・サウンドの要素を多く含んだ内容になっているようだ。
「アルバム録音に対する不安をとり払って自由にやってみたの……歌にもっと深みを持たせるイメージだったから、メランコリックになった。でも悲観的じゃなくて前向きなメランコリックよ。(中略)アルバムはとてもエレクトロでダンス向きでもある。いつもとは違うアプローチに。でもすべては自然の流れで私が作曲した曲よ」
アルバムは11曲入りで、ゲストにはおなじくメキシコの歌姫ナタリア・ラフォルガデ、チリ人ラッパーのアナ・ディジュ、カフェ・タクーバのルベン・アルバランらを迎えた意欲作となっている。近々、メキシコ国内ツアーも予定しているそうだ。
(※iTunes storeで試聴可能。ただし、購入は現在メキシコのみだそう……)tae
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