フィト・パエス、50歳の誕生日に小説作家としてデビュー

先週50歳を迎えたばかりのアルゼンチン・ロック歌手兼ピアニストのフィト・パエスだが、この度初の小説『La puta que habla』を発売し、小説作家としてデビューを果たした。

この本は実は3年も前から発売が待ち望まれていたのだが、『Sobre el amor y la pasión』というエッセイの執筆に伴い、3年間世に出ることなく眠っていた。50歳の誕生日を期にめでたく発売となった。

フィト・パエス本人は「嬉しいよ、初めての小説だからね。狂いそうになるほど苦労もあったけど、完成までのプロセスを楽しむことができたよ。書いたものが紙の束になって製本されていく……音楽を作るのと同じくらい感動するね」とインタビューに応える。

この本の発売を追って、1989年までの作曲をまとめたアルバム『Sacrificio』、さらに、新たな作品『La vuelta en globo』が発売されるとささやかれている。

50歳という新たな節目を迎え、今まで以上に精力的な活動を見せるフィト・パエス。今後の動向が見逃せない。Sa

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