チャベス大統領が手術後呼吸器系感染症に

 ベネズエラ政府の発表によると、ベネズエラのチャベス大統領がキューバで出術をうけた後、呼吸器系の感染症を発症していると現地の火曜日に発表した。

 ベネズエラのエルネスト・ビジェーガス情報相がテレビで発表したところによると、月曜日に発症し、すでに安定した状態となっているとしている。担当医の話では今後数日は安静にする必要があると言うことだ。しかし1週間ほど前に6時間に及ぶ大手術を終えたばかりの身を考えれば当然であろう。

 チャベス大統領はこれまでも健康問題に悩まされてきていたが、今回の手術を前に自らの後継者としてニコラス・マドゥーロ副大統領を指名している。ブラジルのジルマ大統領は火曜日にマドゥーロ副大統領に連絡し、まずに日曜日に行われた州知事選をほぼすべてで勝利したことにお祝いを告げると共に、チャベス大統領の容態を心配していたという。

 来年1月10日に次の6年間の任期が開始される予定のチャベス大統領だが、それまでに本国に戻れるかはわかっていない。(d)

タグ: