ハイチ共和国のミシェル・マテリ大統領は火曜日、「コヨーテ・アグリー」やア・ヒストリー・オブ・バイオレンス」などに出演する女優、マリア・ベロの女性擁護活動に敬意を示し、親善大使に任命した。
大統領府でスペシャル・セレモニーが行われ、ベロさんは多くの報道関係者を前に2010年に発生した大地震後の避難キャンプで女性たちのおかれている状況を話した。その上で「私はこうして皆さんの声を聞き、それを世界に伝えられる立場に入れてとても幸せです」と話した。
ベロさんは、今後ハリウッドを代表する有名人、ショーン・ペン、ワイクリフ・ジーン、ペトラ・ネムコヴァなどにも参加してもらいながら、巨大地震からの復興を支援していくという。地震からの復興は長い時間がかかるが、こうした風化させない運動が大切になってくる。(d)