グアテマラ出身ガビー・モレーノ、初のスペイン語アルバムを発売!

グアテマラ出身、米国在住で話題の女性シンガーソングライター、ガビー・モレーノが初めてスペイン語曲を収録したアルバムを発売することが明らかになった。

アルバムタイトルは『Postales(絵はがき)』で、50年代、60年代など古い時代の音楽からの影響を受けた、ヴィンテージ感溢れた内容になる予定だとガビー・モレーノ自身が語っている。

本作は米国で9月4日発売の予定。ロサンゼルス市内のザ・コロネ・シアターにて発売記念ライヴが行われる模様だ。

シングルとして既にウェブで発売されている「Ave que emigra(やってきた渡り鳥)」は、自身が音楽という夢を胸に移住してきたストーリーを歌ったものだという。「多くの人が同じ境遇で生きているので、ルーツとして聴いてもらえると思う」と彼女は語る。

Gaby Moreno – Ave que emigra


ガビー・モレーノは、初めてのステージが9歳の頃だったそうだが、20歳でワーナー・ミュージックとの契約のもと、母国グアテマラより米国に渡った。そこで奨学金を得て音楽の基礎やギター、ボーカルレッスンをハリウッド音楽学校にてしっかり受けることができたのだそうだ。彼女によると初ステージの頃から既に、これが自分のやりたいことだと感じていたのだそう。

これまでに英語曲のアルバムを3枚(2008年『Still the Unknown』、2010年『A Good Old Christmas Time』、2011年『Ilustrated Songs』)出してきた彼女が今回新たに発売するアルバム『Poetales』はスペイン語曲12曲を収録、うち10曲を自身で作曲しているが、グアテマラの歌手リカルド・アルホーナの曲「Metamorfosis」も収録しているという。

ちなみに彼女はリカルド・アルホーナに招かれ、彼の2011年発売のアルバム『Independiente』の収録曲「Fuiete tú(君は去ってしまった)」で共演を果たし、一躍有名になった。

Ricardo Arjona – Fuiste tú feat. Gaby Moreno


クアルテートを引き連れ米国、カナダ、ヨーロッパをまわるツアーが既に決定している。
世界に羽ばたくアーティストとなった彼女だが、ロサンゼルスの自宅では「フリホーレス(豆)と熱々のトルティージャ、グアテマラではチュチートと呼ばれるタマーレス(肉入りちまき)とハマイカのジュース(ハイビスカスの赤いジュース)を作って食べる普通のグアテマラ人」だそう。そんなところが彼女の魅力の一つかもしれない。Sa

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