4000人の前で全裸で歌ったグスタボ・コルデラ「チリは臆病で保守的」

ビョークなどの出演もあってチリ現地で大盛り上がりのフェスティバル、ロラパルーザ・エン・チレ。しかし先週土曜のステージで圧倒的に話題をかっさらったのは、アルゼンチンのグスタボ・コルデラだった。

ベルスイート・ベルガラバットの元リーダー兼シンガーのグスタボ・コルデラは土曜の昼間から4000人の観客を目の前にショーの途中から服を脱ぎ、自身の歌「La bomba loca」を全裸で歌った。

さらにショー終了後には数千台はあると思われるカメラの前へ全裸のまま出て行き、「これが2012年の俺の楽しみ方だ」とコメント。撮られた写真はウェブですぐに出回った。

コルデラは今回の件に対し、チリのテレビ局のインタビューで「皆が毎日やるように、鏡で自分を見るようなものだ。鏡で自分を見るのって皆好きだと思うけど」とコメント。「別に意味はないんだ。ただやっただけ。衝動にかられた。チリってなんだか保守的で、モラリストで、偏狭で臆病だ。同時にアラウカン族やマプーチェ族なんかのすばらしい部分も持っているけどね」

この後観客は6万人ほどに増え、アークティック・モンキーズやロス・ハイバス、そしてビョークらが予定通りショーを行い、無事に土曜のステージを終了した。Sa

ショー後のインタビューの様子

タグ: