ニューヨーク・ブロードウェイ女優ビアンカ・マロキン、デビューアルバムはボレロ

 ニューヨーク・ブロードウェイの厳しい競争の中で活躍するメキシコ人女優でありダンサー、歌手でもあるビアンカ・マロキン。
 2002年のデビュー以来『シカゴ』や『ロキシー・ハート』への出演等で人気を博してきた彼女が、CDデビューをするにあたって、ボレロのアルバムをレコーディングを済ませたようだ。

 トリオ・ロス・パンチョスやロス・トレス・レジェス・デ・メヒコ、またアグスティン・ララ他の曲を11曲を収録したそのアルバム『Nuestros tesoros』は早くも今春に発売される予定。

 ビアンカ・マロキン自身がエフェ通信のインタビューに応じたところによると、本作に収録された曲というのは彼女が初めて歌を学んだ曲であり、自身のルーツなのだそう。自分の国メキシコに敬意を払っての選曲だった。
またボレロを歌うことに対しこう語る。「若い世代に伝統を伝えていけることを嬉しく思う。今は少し忘れられつつある音楽だけれど、絶対に大切にしなければいけないものだから」

こちらは今回のアルバムとは無関係だが、彼女自身がショーのために書いた曲「No pierdas fe(信仰をなくさないで)」


ミュージカル『Spanish Rose』を演じるビアンカ・マロキン


 世界で活躍する、才能溢れる彼女が、超多忙スケジュールにも負けずメキシコ伝統の担い手になるとはなんとも嬉しいニュース。これからの彼女の動向が楽しみだ。Sa

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