ロルカの直筆イラスト、オークションで10万ユーロスタート

 フェデリコ・ガルシア・ロルカの描いたイラスト(こちら )が新たに今日から世に出回る。このイラストはロルカコレクションのうち重要な一枚とされている。バルセロナのオークションに今日から出品される。

 開始価格は10万ユーロとなる予定で、日本円でおよそ1000万円だ。

このイラストは1930年12月24日にマドリードのエスパニョール劇場で上演された戯曲『素晴しい靴屋の奧さん』(La zapatera prodigiosa)の舞台衣装を決めるために描かれたと云われている十枚のデザイン画のうちの一枚にあたる。

  後にロルカは、カタルーニャの女優で舞台『素晴しい靴屋の奧さん』の主役を演じたマルガリータ・シルグにこのイラストを贈っている。それが時間を経てある人を通じ、オークション会社の手に渡った。

世界中のコレクターからすれば喉から手がでるようなこのイラスト、最終的には一体いくらで落札されるのだろうか。Sa

タグ: