ボリウッドで大活躍のマリア・デル・マル・フェルナンデス、ニューデリーで初ライヴ

「インドで私の顔を知っている人は殆どいないけれど、映画『人生は一度だけ(Zindagi Na Milegi Dobara)』の主題歌を歌っていると言うと感激される」
こう語るのはスペイン南部の都市カディス出身のフラメンコ歌手、マリア・デル・マル・フェルナンデス。

 ゾーヤー・アクタル監督のコメディ映画『人生は一度だけ(Zindagi Na Milegi Dobara)』は今年大ヒットしたボリウッド映画で、人気俳優が数多く出演しており、インドではハリーポッターの入場者記録を上回ったとも報じられている。日本でもラテンビート映画祭2011で上映され、話題になった。

 そのテーマ曲として使用された曲「Señorita」を歌うマリア・デル・マル・フェルナンデスは今日ニューデリーにあるインスティテュート・セルバンテスのホールにてインドで初のライヴを行った。このテーマ曲はスペイン語とヒンドゥー語が混ざった歌詞で、ルンバ・フラメンコといった範疇に分類されるようだ。

 今回彼女は、この映画の曲を作ったギタリストのホセ・カルロス・ゴメスとパーカッショニストのカルロス・マルティンと共にインドに滞在している。
ちなみにこのカルロス・マルティンはアレハンドロ・サンスなどとのコラボ経験もあるアーティストだ。

 近年海賊版の流出が問題になっているボリウッド映画業界。本作に関しても例外なく海賊版が出回ってしまっているのが事実だが、それでもこの映画のサウンドトラックは今最も売れているサウンドトラックとなったようだ。Sa

  『Zindagi Na Milegi Dobara (You Only Live Once)』トレイラー

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