リッキー・マーティンがコスメキャンペーンのモデルに

 リッキー・マーティンが人気コスメブランドのキャンペーン「ビバグラム」の宣伝モデルに新たに選ばれた。当キャンペーンはコスメブランド『M・A・C』が取り仕切る口紅シリーズの宣伝を目的に、口紅をチャリティー目的で発売している。

 この会社は、「ビバグラム」という企画を通して、エイズに対し設立された基金『M・A・Cエイズ』に売り上げ金を全て貢献している。

 昨年はレディ・ガガとシンディ・ローパーがモデルとして選ばれ、2億ドル分を売った。そして、次は女性ラッパーのニッキー・ミナージとリッキー・マーティンが、この数字を上回るようにと彼女らに代わって宣伝を行うことになった。

 昨年に代わって2012年にはこのキャンペーンは大衆路線を目指すことになったのだが、男性が口紅の宣伝モデルとして顔が見える形で起用されることについては、世間では賛否両論あった。

 リッキー・マーティンがラテンアメリカの人間で初の男性コスメブランドモデルとなる。特に同性愛反対派の人々からの批判がネット上で見受けられる。それに対しリッキー自身はツイッターで次のように強く出た。「排他的な考えを持つ人々の問題にはいつも開いた口が塞がらないでいる」

 今若者の間で大人気の米国ラッパー、ニッキー・ミナージモデルの口紅が発売されたが、発売直後から日本で完売となった。果たして男性のコスメモデルという新しい立場からリッキー・マーティンはラテンアメリカ人気を日本にももっと広めてくれるだろうか。Sa

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