現市長マクリ氏が決選投票で圧勝

今月10日のブエノスアイレス市長選挙(過去のニュースはこちら)で勝ち進んだマウリシオ・マクリ氏とダニエル・フィルムス氏の決選投票が31日に行われ、現職マウリシオ・マクリ氏の当選が正式に決定した。

マクリ氏は全区で優勢となり、第二地区(レコレータ地区)では最高の77.5%を獲得し、開票率97%の時点でマクリ氏の獲得票が64.2%、フィルムス氏が35.8%と圧勝であった。

「勝利に心躍らせている。獲得票はPRO(Propuesta Republicana:マクリ支持派政党)からのものでなく、法律に準じたまっとうな政治を求める市民によるものだったと確信している」とマクリ氏はコメントする。

マクリ氏所属政党PROとは対立するクリスティーナ大統領も祝福のメッセージを贈った。また当選後のマクリ氏の選挙事務所では、マクリ氏支持派市民に「嫌気がさす」と苦言を吐いたことで論議を巻き起こしていた歌手フィト・パエスの楽曲“Y dale alegría a mi corazón”が皮肉にも流され、支持者たちは曲に合わせて踊ってマクリ氏の勝利を祝ったそうだ。tae

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