ファクンド・カブラル殺害の容疑者2人を逮捕

先日お伝えしたファクンド・カブラルがグアテマラで殺害された事件で、グアテマラ警察当局は2人の容疑者を逮捕したと報告した。また、この2人以外に深く事件に関わった人物の背景もあるとして引き続き捜査している。

今回逮捕された2人の名前はエルヒン・エンリケ・バルガス容疑者とウィルフレッド・アラン・ストークス容疑者で2人ともグアテマラ国籍。前者は殺し屋グループのトップで、今回カブラルを狙った指示役であり、後者は実際に殺害に関わった1人であるとしている。

カブラルが殺害にあったのは8日土曜日の早朝。ニカラグア人でカブラルをグアテマラに招聘した興業主ヘンリー・ファリニャ氏と空港へ車で移動していた。そして実際の銃撃はカブラルではなく、ファリニャ氏を狙ったものであったことが明らかになった。ファリニャ氏は現在重傷で入院している。

警察当局はこの2人以外に関わった人物は他に3人いるとしているが、同じ殺し屋グループであること以外いまだ身分特定は出来ていない。

カブラルの遺体は12日にブエノスアイレスに搬送され、アルゼンチン政府は3日間の喪に服すと発表した。改めてご冥福をお祈りしたい。tae

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