第15回プエルトリコ・サルサ世界大会16日から

20ヶ国以上のペア・ダンサーが演技する第15回プエルトリコ・サルサ世界大会(公式HP)が、今月16日から30日までプエルトリコで開催される。

出場ペアの主な出身国はアルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、スペイン、イタリア、コロンビア、グアテマラ、マルティニーク(フランスの海外県)など。また出場者の内、各々の国大会で優勝したペアが18組参加する。

当大会の指揮をとるのはプエルトリコを代表するミュージシャンのロベルト・ロエナ。彼自身も16歳からサルサを踊り、ラファエル・コルティホ、イスマエル・リベラ、サミー・アジャラ、マリオ・オルティス&エル・グラン・コンボ・デ・プエルトリコなど大御所バンドのバックダンサーとして活躍してきた。その後プエルトリコがサルサの「発祥地」として知られるようになったのもロベルトの存在が大きいのだろう。「つねに最良の音楽を届けられるよう心がけてきたし、ここまで到達するのにどれだけ苦労したか。ここプエルトリコはサルサの発祥地。それを維持しなきゃだめだ」とロベルトは意気込みを見せる。

大会ではロベルト・ロエナを始めとする演奏陣も揃え、ワークショップも行われる。演技以外にも充実したスケジュール内容が組まれている。また決勝戦は最終日30日に、5部門に分かれて行われる。tae


昨年のチャンピオン・ペア(ブラジル)の演技

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