アウグスト・マリン死去

 プエルトリコで最も有名な画家、アウグスト・マリンさんが肺の感染症で亡くなった。89歳だった。

 先週の日曜日からサンファンの病院に入院していたマリンさんは残念ながら帰らぬ人となってしまった。1921年にプエルトリコのサンファンで生まれ、第2次世界大戦の時に陸軍へ入隊。その際プエルトリコ人の軍人の経験や軍隊での毎日の生活についてを漫画にして新聞に掲載していた。その後、ニューヨークとロサンゼルスで学び、プエルトリコに帰る前に壁画デザインを得意とするようになった。そして最近ではプエルトリコ大学で教鞭を執っていた。

 現在ではマリンさんの作品はプエルトリコの美術館から町中のショッピングセンターの壁まで様々なところで見ることができる。(d)

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