シャキーラ、ハイチ学校再建基金を設立



シャキーラは今週木曜にハイチを訪れた。由緒あるカトリックの女学院の再建を祝うためだった。2010年に起きたハイチを荒廃させたあの地震で、この学校も膨大な被害を受けた。

昨年開催された南アフリカでのサッカーワールドカップのテーマ曲「ワカ・ワカ」が記憶に新しいシャキーラだが、たくさんの学生たちとお尻を振って踊るなどしてコミュニケーションをとっていた。

彼女の慈善基金「裸足の基金」は暴力や災害で犠牲となった子供たちを助けるもので、40万ドルが寄付された。これは米州開発銀行が支払った額と同額で、首都ポルトープランス中心街にあるエリー・デュボワ中学校を修復するためにのものだ。

「ハイチのしっかりとした未来のための鍵となるのは教育なのだと確信している」と語るシャキーラは、グラミー受賞者で34歳。Tシャツと黒いパンツ姿で語る。

このエリー・デュポワ中学校は1913年に創立され、9つの教室があり250人の生徒が学ぶことができた。ハイチでは女子学生に職業教育を行う初めての学校だったと職員は語る。この学校の着工は数ヶ月後になり、そこからまた完成まで14ヶ月かかる予定だ。この企画の主催者はまだ現場担当者の選出は公にしていない。

被災者は首都の修復工事のための建築資材に資金を当てている。
建築家であり「人類のための建築」という修復作業を計画している社会福祉団体の責任者であるエリック・セイサルは「すべてを輸入しなければならない」と言う。
多くの若者たちはシャキーラとふれ合えることやこのプロジェクトに感激を見せている。
「スターが被災地に来て、学校を援助してくれるなんてすばらしい」と語るのはジョゼルルドさん、19歳。さらに「新しい学校でもっとたくさん学ぶ」と述べていた。Sa

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