ラ米初!ザ・ビートルズの博物館がオープン

英国の伝説的バンド、『ザ・ビートルズ』の博物館が3日、ブエノスアイレス市内にオープンした。ビートルズ関連の展示のみを集めた博物館はラテンアメリカ初。

「私物コレクションを集めたビートルズの博物館はここのみ。リバプール(ザ・ビートルズの出身地)の博物館『ザ・ビートルズ・ストーリー』以降、本当にここが世界唯一なんだ」と語るのは、ビートルズ関連グッズのアルゼンチン人コレクター、ロドルフォ・ヴァスケス氏。彼はビートルズ関連グッズのコレクターとして合計8500点をコレクションしたとして、2001年にギネス世界記録に登録されている。集めたものは、写真、CD、衣装、メンバーのサイン入り小切手、ジョン・レノンとオノ・ヨーコを模ったコンドームの箱まで。そして今回、プライベートで集めたコレクション品を展示する博物館を自らオープンさせるに至った。

市内のラ・プラサ文化施設内に構えたヴァスケス氏の『ザ・ビートルズ館』では、コレクション品を見学できる。また同施設内では、ザ・ビートルズの発祥の地ともいえるリバプールのライヴハウス『キャヴァーンクラブ』を再現したバー『ブエノスアイレス・キャヴァーンクラブ』が数年前より営業している。また、博物館とバー以外に『ジョン・レノン』と名付けられた劇場も近々オープンする予定だ。

“ロック・ナシオナル(国民的ロック)”が根付くアルゼンチンでのビートルズ人気は健在で、これを機にさらにファン熱が盛り上がりそうだ。tae

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