ワイクリフ・ジョン対ショーン・ペン

11月28日に行われるハイチ大統領選に正式立候補し承認されなかったヒップホップ・ラッパー、ワイクリフ・ジョン。承認されなかった原因として、彼自身ここ5年間はハイチに居住していなかったためとされているが、ハリウッドの著名人たちからは立候補した当初から非難囂々であったそうだ。

まず、クリント・イーストウッド監督作品『ミスティック・リバー』、『ミルク』でアカデミー主演男優賞を受賞した米国人俳優ショーン・ペン。世界中がハイチを支援しているときジョンを一度も目にしたことがないと主張。「ジョンが大統領になれば、ハイチは最悪の状態になるに違いない」と大批判。

そしてそれを耳にしたワイクリフ・ジョン。「ペンにメッセージがある。お前がハイチで俺を見てないのはコカインを吸うので忙しかったからだろう」とニューヨーク・デイリーニュースを通じて反発。

ショーン・ペンはそれに対し、無責任で不適切な発言だとし、非合法のドラッグを使用しているというのも事実無根だと主張。ショーン・ペンは「Haití Relief Organization(ハイチ救済団体)」のスタッフとしてハイチの人道的援助に携わった。「当団体はどんな非合法ドラッグも受け入れないポリシーがある」とワイクリフ・ジョンの発言に火花を散らす。tae

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