ワイクリフ・ジョン、ハイチ大統領選候補者承認ならず

先日もお伝えした、元フージーズのリーダー、ハイチ系米国人ワイクリフ・ジョンのハイチ大統領選立候補だが、ハイチ選挙管理委員会のメンバーから伝えられたところによると、ワイクリフは11月28日の大統領選への立候補に必要ないくつかの条件を満たしていないため、承認候補リストに名前が入っていないという。

ワイクリフ出馬の報道は、彼の母国でもあるハイチで熱狂的に迎えられた。
ある選挙管理委員は、「これまでのところワイクリフの名は承認候補者リストにない」と匿名希望でReuters通信にコメントした。
理由はワイクリフが出馬に必要ないくつかの法的条件を満たしていないためとコメントしたが、詳しくは述べられなかった。
金曜日には、正式な候補者が公示される予定だ。

ワイクリフは今月に出馬のために必要な書類は、全て提出したとのこと。ワイクリフは、他の34名の大統領選立候補者のうちの一人だった。
木曜日には首都のポルトー・プリンスで現職大統領レネ・プレヴァルと会談し、一緒に記念撮影した写真がワイクリフのTwitterにも掲載されていた。これまでに彼自身のコメントは公表されていない。

Reuters通信にコメントを寄せた選挙管理委員によると、立候補が認められなかった場合、暴力的な抗議行動も辞さないとしているものもいるという噂もあるという。
「もう、マチェーテ(山刀)を購入して支持者に配ったと言われたんだ(…)でも、我々は我々の仕事をしているのだ、人々が何をしようと、言おうと責任を果たすだけだ」と述べた。m

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