ホンジュラス軍部に対して逮捕状を請求

 ホンジュラスのルイス・アルベルト・ルビー検察官は水曜日、最高裁判所に統合参謀本部の6人すべてに対して、セラヤ元大統領を強制的に国外退去させたのは職権乱用だったとして逮捕状の請求を行った。この罪で起訴内容が認められれば、最高で懲役4年が課せられる可能性がある。

 国外追放されたホンジュラスのセラヤ元大統領は木曜日、軍の司令官に対する職権乱用で起訴することは6月28日に起きたクーデターでの罪をかわす狙いだと話した。セラヤ元大統領は軍の司令官がクーデターの際にとった行動は国家反逆罪、殺人そして人権侵害などのより重い罪で起訴されるべきで、今回の起訴内容はそれらの罪を軽くしてかわす以外のなにものでもないとしている。

 セラヤ元大統領の反対派は、セラヤ元大統領は憲法に違反した行動をとっており、大統領職を更迭すために逮捕したことに関しては議会と裁判所から合法的な支持を得ている行動だったとしている。しかしながらセラヤ元大統領を国外等位法としたことに関しては、軍も憲法に違反した行動だったことは認めている。

 現在のところ、最高裁判所は検察からの請求に答えていない。(d)

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