コロン劇場にポピュラー系ビッグ・アーティストたちが登場!

コロン劇場にポピュラー系ビッグ・アーティストたちが登場!

 クラシックの殿堂コロン劇場で、ポピュラー系大物アーティストがアルゼンチン国立交響楽団(ペドロ・イグナシオ・カルデロン指揮)と共演をするという、稀なコンサート・シリーズが企画された。コンサートの開始は4月22日。第1日目のこの日はソーダ・エステレオの元人気シンガー、グスターボ・セラッティが出演予定。フル・オーケストラをバックにグスタボは、彼の最新アルバム『11 エピソディオス・シンフォニコス』から収録曲を歌う。同アルバムでのアレンジを手がけたアレハンドロ・テランが、グスタボの出演するパートでオーケストラ全体の指揮を採るとか。
 シリーズ2日目の4月29日には、ブルース系ロック・グループのラ・バンダ・メンフィス・ラ・ブルセラの出演が決定。プログラムの第2部では、メンフィスのレパートリーから「ラ・フロール・マス・ベジャ」「ラ・アウトピスタ」「イレスポンサブレ」「エル・エチセロ」「ラ・ビフルカダ」等が、オーケストラとともに演奏される。続く6月3日には、フォルクローレ界のトップ・グループ、ロス・ノチェーロスが出演。6月10日には、米国からピアニストのラルフ・ボタペックを迎えての公演が予定されている。
(4/2/2002、ブエノスアイレス)

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