カルトーラが生誕100周年を迎える日迫る

Cartola100.jpg 10月11日は、カルトーラが生誕100周年を迎える日だ。当日は、リオデジャネイロ市内各地で、生誕100周年を祝う行事が目白押しだ。カルトーラの名曲に「アルボラーダ(夜明け)」に掛けて、イベント「アルドボラーダ・ヂ・タンボリス(太鼓の夜明け)」は早朝7時からはじまる。カルトーラが所属したマンゲイラをはじめ、主要なエスコーラ・ヂ・サンバのバテリアが参加し、サンバのリズムを夜明けに響かせる。

 14時からは、カルトーラの名作を後世に伝えることを目的に設立されたセントロ・クルトゥラル・カルトーラ(カルトーラ文化センター)が、ファイジョアーダを囲んだフェスタを行う。オルケストラ・ヂ・ヴィオリノス・カルトーラ・ペトロブラス(ペトロブラス・カルトーラ弦楽オーケストラ)も参加する音楽に主眼が置かれたフェスタだが、俳優たちによる詩の朗読もある。

 11日のカルトーラの生誕100周年祝賀の日のフェスタの参加者は、一般のファンというよりもカルトーラの関係者が大半を占める可能性があるが、ファンには13日にカネカゥンでのコンサート「エテルノ・カルトーラ」がある。

 アルシオーネ、ベッチ・カルヴァーリョ、レシ・ブランダゥン、エミリオ・サンチアゴ、ネルソン・サルジェント、アルリンド・クルス、エルバ・ハマーリョ、サンドラ・ヂ・サー、ジョルジ・ヴェルシーロ、マルチナーリア、ヒルド・オーラ、ドリーナ等が出演するという豪華なショウ。加えて、ヴェーリャ・グアルダ・ダ・マンゲイラも出演する。イベントの利益は、セントロ・クルトゥラル・カルトーラに寄付される。(H)

タグ: