イサベル・パントーハ、3時間の拘留事件後初のコンサートに2万人集まる!

イサベル  ”スペイン歌謡界の大御所” イサベル・パントーハが、昨年の元マルベージャ市長の汚職事件がらみで5月2日に逮捕され、スペイン音楽界に激震が走ったが、元市長の恋人だった彼女の元までついに捜査の手がのび、結局3時間の拘留の後、9万ユーロ(約1,440,000円)の保釈金を支払い自由の身となった事件は記憶に新しい。

 この事件では昨年7月に元市長が逮捕され、市長の顧問から弁護士、助役など計20名の関係者が逮捕された。

 そのイサベルが12日、逮捕後初めて公衆の面前に現れ、スペイン中央の街ヴァリャドリド市の5月広場でコンサートを行った。

 老若男女2万人を集めた広場でイサベルは、ヴァリャドリド市民の暖かい拍手に迎えられ、またスペイン中からメディア関係者が集まったが、ステージではこの事件にふれず、昨年9月にリリースした最新アルバム “Diez boleros y una cancio´n de amor” からボレロや愛の唄を歌いきった。

 この公演は3月に契約が済んでいたもので、主催した市はあえて中止の措置をとらなかったが、市民の間に事件の記憶はいまだ新しい。 s

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