ブエノスアイレスのクンビア・バンドの事故死に疑惑が浮上!?

ネクタル アルゼンチンの司直は、日曜日にブエノスアイレス郊外の高速道路”5月25日”で起きたペルーのクンビア・バンドの事故についての捜査を開始した。この事故では、ネクタルの8人のバンド・メンバーなど13人のペルー人全員が死亡している。

 マリア・リタ・アコスタ女性判事によると、バンド・メンバーを乗せて移動していたバスの運転手か、衝突していたもう一方の乗用車かの不注意による過失殺人になるのかについて、月曜日に捜査を開始したという。

 アルゼンチン司直は過失殺人の面で捜査中だが、グループのコーディネーター、ビクトル・バジャダレスがペルーのメディアに語ったところによると故意の殺人疑惑も浮上してきた。

 「ネクタルに起こった悲劇は事故ではなく謀殺だ。私は自分の言ったことに責任を持つ」とバジャダーレスはペルーの新聞に語った。バジャダーレスによると、このクンビア・バンドは20日前からゆすられていたのだという。「アルゼンチンにはマフィアが存在し、音楽グループは売り上げの25%を支払わなければならない。ネクタルはそれを心配していた」。

 市警の死体安置所では炭化した遺体の判別が行われているが、この事故では、まず盗難車とバスが衝突、その勢いでバスは10メートル下に転落、炎上した。

 2年前にはアバスト地区にあるディスコの火災事故で200人が死亡、それが原因で市長が解任されたが、今回も6月のブエノスアイレス市長選のまっただ中。なんらかの陰謀とする説も囁かれ出した。

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