ベルスイート・ベルガラバトといえば、グスターボ・サンタオラージャが長い間プロデュースし大ヒットを飛ばしてきたアルゼンチンのトップ・ロック・グループだが、現在はサンタオラージャ抜きで活動している。
そのベルスイートが13日の日曜日リーベル・プレートのサッカー・スタジアムに6万人以上のファンを集めて、20年のキャリアを祝った。
折からの寒気団におそわれたブエノスアイレスだったが、夜9時ぴったりにステージに現れたグスターボ・コルデーラは伝統的なパジャマ姿で登場、寒さをものともせずに2時間を超えるショーを「シン・ソン」から始めた。
こうして「ウナ・パピータ」、バラード「その後」、そしてゴスペルのコーラスと一緒に歌った「ディエス・ミル」など、4回の衣装替えをこなしながらヒット曲を繋いでいった。
20年のキャリアを物語る通り、聴衆は世代を超えていた。ベルスイートはまだまだ続くと、ファンが確信した夜だった。
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