‘グアテマラ’ タグのついている投稿

パカヤ火山が大規模噴火

2010年5月28日 金曜日

首都であるグアテマラシティから南方40KMほどのところにある中米を代表する活火山パカヤで大規模な噴火が起こった。付近の住民には避難勧告が出され、首都にまで火山灰は到達しアウロラ国際空港は閉鎖に追い込まれている。今のところ死者の報告は無い。

パカヤ火山は以前から活動があったものの、比較的穏やかで噴火口近くまで山道があり、マグマの噴出を身近に見ることのできる観光スポットとして人気を博していたほどだった。今後の被害が拡大しないことを祈るばかりだ。(i)

ヒーローとなったグアテマラ人が祖国へ

2010年5月3日 月曜日

グアテマラから移民していたウーゴ・タレ・ヤックスさん(31)は、アメリカ、ニューヨークで事件に巻き込まれ殺害された。しかしそれは見知らぬ女性を危険から救おうとして犠牲となったのだ。

グアテマラから移民してきていたヤックスさんは、クイーンズ地区でホームレスとなっていた。その日、自分の前で見知らぬ女性と男性が口論になり、男性が女性に暴力をふるい始めたところを止めに入った。しかし結果ヤックスさんナイフで刺され死んでしまうという最悪の結果となってしまった。

さらに監視カメラが写しだしていたのは、大都市ニューヨークの冷たい現実だった。ヤックスさんは刺されたあと、そばを数人の通行人が通り過ぎていた。しかし血を流しながら倒れているヤックスさんを誰も助けようとはしなかった。

ヤックスさんの遺体は土曜日に故郷のグアテマラ・エスペランサに送られ埋葬された。ヤックスさんの父、ファン・パブロ・タレさんはこう言った。「息子は本当にヒーローだ。見知らぬ人の盾となったんだから。これは誰もへの教訓となる」。(d)

グアテマラで巨大地滑り 死傷者50人以上

2009年1月6日 火曜日

 現地時間の4日日曜日、グアテマラ北部で巨大な地滑りが発生し高速道路を飲み込んだ。5日月曜日現在までに15人の負傷と35人の死亡が確認されている。ラファエル・エスパーダ副大統領は今後死傷者の数は最低でも10人以上増える見込みだと話した。

 当局発表によると、地滑りはアキル・グランデ村付近で発生し、付近の高速道路を1キロ以上にわたって埋め尽くしてしまった。現在でも地滑り発生当時に被災地区にいた人数は把握できていない。サンクリストバル・ベラパス市のレオポルド・イカル市長は、発生当時に最低でも100人以上が久居地区にいたと発表している。また被災者の多くは付近のコーヒープランテーションで働く農場労働者だったと考えられている。

 しかしこのあまりにも大きな地滑りの中で捜索は困難で、あと行方不明者の発見は難しいとの見解も発表されている。2週間前にも同地区で地滑りが発生し2人の死者が出ており道路は封鎖されていたが、コヒー農園に向かう労働者たちはバス乗り場に向かう為、このバリケードを迂回して道路を使っていたという。レスキューチームは付近で行われていた道路工事が地滑りの原因となった可能性がある事を示唆した。

グアテマラで巨大地滑り 死傷者50人以上

2009年1月6日 火曜日

 現地時間の4日日曜日、グアテマラ北部で巨大な地滑りが発生し高速道路を飲み込んだ。5日月曜日現在までに15人の負傷と35人の死亡が確認されている。ラファエル・エスパーダ副大統領は今後死傷者の数は最低でも10人以上増える見込みだと話した。

 当局発表によると、地滑りはアキル・グランデ村付近で発生し、付近の高速道路を1キロ以上にわたって埋め尽くしてしまった。現在でも地滑り発生当時に被災地区にいた人数は把握できていない。サンクリストバル・ベラパス市のレオポルド・イカル市長は、発生当時に最低でも100人以上が久居地区にいたと発表している。また被災者の多くは付近のコーヒープランテーションで働く農場労働者だったと考えられている。

 しかしこのあまりにも大きな地滑りの中で捜索は困難で、あと行方不明者の発見は難しいとの見解も発表されている。2週間前にも同地区で地滑りが発生し2人の死者が出ており道路は封鎖されていたが、コヒー農園に向かう労働者たちはバス乗り場に向かう為、このバリケードを迂回して道路を使っていたという。レスキューチームは付近で行われていた道路工事が地滑りの原因となった可能性がある事を示唆した。

グアテマラ、報道の自由を抑圧?

2008年5月13日 火曜日

先週土曜(10日/現地時間)に殺害された新聞記者ホルヘ・メリダの死は、グアテマラにおけるジャーナリストへの抑圧を浮かび上がらせることとなった。この間にも検察は他の5名の記者に対する殺しの脅迫について調べている最中だ。

「検察局と協力して捜査にあたっているところだ。(この事件については)色々な仮説が出ているが、まだ今は何も明らかに出来ない。」とジャーナリストと組合活動家に対する刑事犯罪の検事であるマリオ・カスタニェーダ氏はAFP通信の取材に対してコメント。

土曜日に殺害されたメリダ氏は、国内紙プレンサ・リブレ(Prensa Libre)の通信員として働いており、グアテマラ西南部に位置するケツァルテナンゴ、コアテペケの住居内で殺された。不審者が突然住居に侵入し、メリダ氏の顔に向かって4回発砲したと見られている。

カスタニェーダ氏は新聞記者に対する嫌がらせや脅迫がグアテマラでは近年増加していると語る。今年に入ってから殺害された記者はメリダ氏を含め二人、昨年も2名のジャーナリストが殺されている。

今年3月に行われたインターアメリカン・プレス協会の会合では、多くの記者や通信員が政府からの脅迫や圧力を頻繁に受けると報告した。

あるカメラマンは、安全管理課と犯罪捜査課の職員が押し入った住居で金目のものを盗むのを目撃し、その職員らに暴行された。

また多くの記者たちはグアテマラ大統領アルバロ・コロン氏取材の際、大統領の安全を確保するという目的のため、一時的に幽閉されるという体験をしている。

グアテマラ・記者協会会長、アレハンドロ・デ・レオン氏は最近の国内のジャーナリストに対する抑圧に対し「行政当局はジャーナリストがプロとして自由に報道出来るよう心を砕くべきだ。」とAFP通信へ訴えた。m

中米グアテマラで地震 M6.8

2007年6月14日 木曜日

 現時時間の13日午後1時29分に中米のグアテマラとその周辺諸国をマグニチュード(以下M)6.8の地震が襲った。今のところ負傷者や深刻な被害は報告されていない。またハワイの津波警報センターはこの地震による津波の可能性はないとしている。

 地震の中心は首都のグアテマラシティーから南西に110kmの太平洋沖でゆれはおよそ22秒間続いたという。ベネディクト・ヒロン広報担当が発表したところによると、グアテマラの南西地区では何カ所かでの地滑りが確認されているが、特に被害の報告は来ていないという。

 また隣国エルサルバドルでも大きなゆれが観測された。首都のサンサルバドルでは地震発生時に外に飛び出す人なども見られたが、赤十字社は負傷者も被害の報告もないとしている。

 この中米付近は日本と同様、地震が発生する頻度の高い地域で有名だ。1976年の大地震では約23,000人の死者が出た。

グアテマラで“悪魔祓いの儀式” ブッシュ大統領への抗議の一環で・・・

2007年3月16日 金曜日

木曜日、グアテマラ原住民の活動家たちは今までない形でアメリカ合衆国ブッシュ大統領の訪問に対して抗議した。

アメリカ合衆国のブッシュ大統領が行っているラテンアメリカ諸国への訪問の一環で訪れたグアテマラ。かつてメソアメリカ文明のカクチケル族の中心都市であったイシムチェ遺跡をブッシュ大統領は訪れ見学した。

しかし原住民たちはブッシュ大統領によって“悪しき精霊”が怒っているといい、“悪魔祓いの儀式”を行った。彼らはイラクでの戦争や先週マサチューセッツで起こったグアテマラ人の移民たちの逮捕と彼らの子供たちへの処遇などに対して抗議しているヤング・マヤ・ムーブメントという名前のグループだ。

以前ベネズエラのチャベス大統領が国連でブッシュ大統領を“悪魔”とよんで話題を呼んだが、実際に”悪魔祓いの儀式”が行われたのはさすがに初めてではないか。ブッシュ大統領にとって、いかにラテンアメリカ諸国の国民から嫌われているか再確認できた旅となった。(d)

グアテマラのリゴベルタ・メンチュウ大統領選出馬決意!

2007年2月15日 木曜日

リゴベルタ メキシコのすぐ南、グアテマラは1960年から19996年まで凄まじい内戦下にあったが、USAの庇護の元にあった大企業や大地主と関係する軍事政権によって、20万人以上の死者と100万人以上の難民を出した。

 マヤ系先住民であるリゴベルタは、この内戦で両親とふたりの兄弟を亡くしたが、海外に出てその内戦の凄まじい実態を広く訴えつづけ、92年、ノーベル平和賞を受賞。

 そのリゴベルタ・メンチュウが大統領戦に出馬との噂は以前からあったが、このたび正式に9月の大統領選挙に出馬することを決めた模様。

 マリンバを含むグアテマラの先住民の文化はこの停戦期間中に随分認識されてきているが、今度の選挙の結果によってはこの先またどうなるか、実は非常に重要な選挙である。

リゴベルタ・メンチュウからブッシュ大統領への手紙

私の名はリゴベルタ・メンチュウ

前グアテマラ大統領 身柄引き渡しへ

2006年11月1日 水曜日

10月31日火曜日、メキシコ政府はアルフォンソ・ポルティージョ前グアテマラ大統領を逃亡犯としてグアテマラ政府に引き渡すことを認可した。ポルティージョ前大統領は2000年〜2004年まで大統領として職務についていたが、国防省関連の公金1500万ドルの横領容疑でグアテマラ最高裁から逮捕令状が2005年7月に発行された。これをうけグアテマラ政府はメキシコ政府に対し、逮捕要請と身柄引き渡し請求を行っていた。メキシコ政府は移民局へポルティージョ前大統領のメキシコ出国禁止を通達。さらにメキシコ国内にいることを確認する為、ポルティージョ前大統領は毎週月曜日に裁判官のもとを訪れなければならないとしている。しかし実際に身柄が引き渡されるまでには4〜6ヶ月かかることもあり、グアテマラ政府はまだ引き渡しが実現されるか危惧している。(D)

リカルド・アルホーナ、ルナパーク10公演即日売り切れ!

2006年6月21日 水曜日

グアテマラが誇る人気シンガー・ソングライター、リカルド・アルホーナのブエノスイアイレス・ルナパーク10dayas公演(9月15〜24日)のチケットが売りだされたのは6月19日の午前10時から。寒い朝にもかかわらず窓口には早朝から長蛇の列ができ、その日のうちにすべてのクラスのチケットがソールド・アウトとなった。アルホーナはUSAで22公演を行ってから、アルゼンチンを訪れる予定。アルホーナ人気顕在!(◎)