Discography

●3rdアルバム Piazzolla...Amor
        ピアソラ...愛

piazzolla...amor









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01. Marrón y Azul 

栗色と青色
作曲:Astor Piazzolla/編曲:青木菜穂子

02. La Salida 

出発口
作編曲:会田桃子

03. Libertango 

リベルタンゴ
作曲:Astor Piazzolla/編曲:会田桃子
ゲスト:大儀見元(Gen Ogimi)percussion

04. Río Sena 

セーヌ川
作曲:Astor Piazzolla/編曲:青木菜穂子

05. Tango del Angel 

天使のタンゴ
作曲:Astor Piazzolla/編曲:青木菜穂子

06. Vals del verde nuevo 

新緑のワルツ
作編曲:青木菜穂子

07. 水脈をなぞり揺蕩(たゆた)いし白蓮の炎 

作編曲:会田桃子

08. Sauce Grande(a Beatriz y Carlos) 

サウセ・グランデ
作編曲:青木菜穂子

09. Decarissimo 

デカリシモ
作曲:Astor Piazzolla/編曲:会田桃子

10. Chiquilín de Bachín 

チキリン・デ・バチン
作曲:Astor Piazzolla/編曲:会田桃子

●2ndアルバム Bajo el cielo de Buenos Aires
ブエノスアイレスのアウロラ

bajoelcielodebuenosaires









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  曲名 演奏時間 作曲者 編曲者
1 MALA JUNTA 4:23 Julio de Caro 会田桃子
2 EL OTRO CIELO 4:01 青木菜穂子 青木菜穂子
3 YO SOY MARIA 3:57 Astor Piazzolla 青木菜穂子
4 EL PUERTO 5:29 会田桃子 会田桃子
5 OTOÑO PORTEÑO 5:49 Astor Piazzolla 青木菜穂子
6 NAOCO 3:32 会田桃子 会田桃子
7 CIUDAD TRISTE 5:57 Osvaldo Tarantino 青木菜穂子
8 VUELVO AL SUR 3:50 Astor Piazzolla 会田桃子
9 DOS CORRIENTES 4:58 青木菜穂子 青木菜穂子
10 LA PUÑALADA 2:31 Pintin Castellanos 青木菜穂子
11 VERANO PORTEÑO 6:52 Astor Piazzolla 会田桃子
12 NADA 3:48 José Dames 会田桃子

julia

世界最大のタンゴイベント、『タンゴ・ブエノスアイレス』。ブエノスアイレスの町がタンゴ一色に染まる。オルケスタ・アウロラはブエノスアイレスで三度公演を開催。世界を代表するマエストロたちから喝采を浴びた。その実力は証明された……。

そして本場の空気を感じながらブエノスアイレスでレコーディングを為し遂げる。
4曲のオリジナルを含む会心の12曲は、前作『プエルト・ア・プエルト』をしのぐ仕上がりとなった。さらにピアソラの作品で有名なフリア・センコ(写真左)がこの録音に参加。タンゴの世界にその名前をとどろかせるきっかけともなった『私はマリア』をこのアルバムでも収録。

●1stアルバム Puerto a Puerto

puertoapuerto









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1. TODA MI ESPERANZA 

(私の希望のすべて…)
作曲・会田桃子 編曲・会田桃子

 日本人として日本に生まれ育った私たち。お味噌汁とお漬物を食べながら、富士山を見て育ち、ここに今も生活するミュージシャンが奏でる地球の裏側の「Tango」という音楽。ブエノスアイレスを訪れ、彼等の音楽に接し、流れる血液の違いを目の当たりにする度、私たちにしか出来ない日本人のTangoを創造することがいかに大切か、と考えさせられます。私のすべての希望を込めて、この曲を書きました。私たちのTangoが世界中の沢山の人達に届き、この想いがたった一人の人でも幸せな気持ちにする事が出来たら嬉しいです。

  

 

2. Los Mareados 

(酔いどれたち)
作曲・Juan Carlos Cobian 編曲・会田桃子

 プグリエーセやピアソラの素晴らしいアレンジを初めに、優れた編曲の多い人気曲、Los mareados。中間部のピアノソロの部分で青木菜穂子が素晴らしいプレイを見せてくれているのが聞き所!バンドネオンの二人も、弾きにくい(らしい)バリエーションを見事に弾きこなしてくれて、非常に満足な演奏が録れたと思います。

 

 

3. Flor de Lino

(亜麻の花)
作曲・Hector Stamponi 編曲・青木菜穂子

アルゼンチンのピアニスト作曲家、エクトル・スタンポーニによるワルツ・クリオージョ。今はもう去ってしまった恋人への気持ちを歌った詞がついているので、イントロは孤独な感じでヴァイオリン一本から入りますが最後は全員で華やかに締めくくります。

 

 

4. Adios Nonino

(アディオス・ノニーノ)
作曲・Astor Piazzolla 編曲・青木菜穂子

1959年最愛の父ビセンテ(愛称ノニ−ノ)の訃報を受けた夜、深い悲しみの中ひとりピアノに向かいこの壮大なレクイエムを書き上げたピアソラは常に自分に正直に創作を続けた。その作品は人の心を打ち感情を揺り動かす。

この曲の美しい旋律を聴く時音楽の持つ大きな力を感じます。

新しくCDを録音するにあたってメンバー1人1人の演奏を思い浮かべながら編曲しました。

 

 

5. La Triguita

(トリギータ)
作曲・青木菜穂子 編曲・青木菜穂子

BuenosAiresで使っていたピアノの上にはいつも愛猫ムギの写真が飾ってありました。ある朝電話で懐かしい声を聞いた時に思い浮かんだメロディーがこれです。軽やかで優雅な佇まいで約20年間変わらずただそこに居てくれた彼女が去年の夏の終わり静かに逝ってしまいました。曲名のTriguitaは“Trigo=小麦”から。愛情と感謝を込めて。

 

 

6. Mulkogi

(ムルコギ・물고기)
作曲・会田桃子 編曲・会田桃子

 韓国語で「魚(生きてる)」という意味であるが、会田が韓国で出会った”コウ サンジ”ちゃんというバンドネオン奏者に向けて捧げられた一曲。ムルコギ は、サンジが会田を招待した店「ムルコギ」の思い出を綴ったもので、彼女に捧げた作品である。

 

 

7. Bares

(バーレス)
作曲・青木菜穂子 編曲・青木菜穂子

 人が集まるBarやCafeteria。ブエノスアイレスに住んでいた頃、とにかく良く話し生き生きと感情を表に出すラテンの人々が面白く毎日のように出掛けていた。生きた音は生活の中にあり、音楽はそんな暮らしの中から生まれるように思います。私のイメージするBaresの喧噪をメンバー全員が完璧に表現してくれました。

 

 

8. Gricel

(グリセール)
作曲・Mariano Mores 編曲・青木菜穂子

 編曲する際に、初めて聴いた時の繊細で凛としたイメージをそのまま残したいと思いました。グリセルという実在の女性を想って作られたこの歌詞を後に知り、改めてこのメロディを作った作曲家の凄さを再認識しました。

 

 

9. Por una cabeza 

(首の差で)
作曲・Carlos Gardel 編曲・会田桃子

  非常に親しみやすいメロディーから大変に人気の高い一曲です。映画音楽やTVのCMなどでもしばしば使われるので、普段Tangoを聞かない方にも「聞いた事がある」と良く言って頂ける曲。もちろん、日本でもブエノスアイレスでも、この曲を演奏すると必ず喜んで頂ける、多くの人に愛される名曲です。

 

 

10. Esqueras

(エスケーラス)
作曲・Francisco de Caro 編曲・青木菜穂子

 一般的にほとんど知られていないこの曲、タンゴにはこんなに明るくて気品ある作品がたくさんあります。きっとこれからもこういう作品との出会いが多々あり、南米の音楽や街、そして人々に魅了され続けるのだと思います。

 

 

11. La cumparsita

(クンパルシータ)
作曲・Geraldo Hernan Matos Rodriguez 編曲・会田桃子

  今も昔も、Tangoと言えばこの曲、と代表されるような有名ナンバー、ラ・クンパルシータ。Jazzのナンバーに例えれば、「枯れ葉」に相当するArgentine Tangoの名曲ですが、ここぞとばかり会田テイストを盛り込みまくりなアレンジをしてみました。敢えてこの曲のみ、カルテートの編曲にしてあるのも、私のこだわりの一つです。デカロ以降のアルゼンチンタンゴの最も基本的な小編成で、どこまで歴史をリスペクトしつつ私たちにしか生み出せない新しいアレンジが出来るか…みたいな物をご理解頂けたら幸いです。

 

 

12. Candombe 400 

(カンドンベ400)
作曲・会田桃子 編曲・会田桃子

 この数年、私がTangoと平行して、World MusicやJazzの演奏にも取り組む中、「これだ!!」とばかりに光り輝いて存在を主張して来た「ウルグアイ」のパーカッションの音楽、カンドンベ。カンドンベとは、アルゼンチンやウルグアイに、アフリカから連れて来られた黒人達の生んだ、太鼓、リズムのみの音楽。現在は、ほぼウルグアイにしか残っていないと言える音楽で、三種類の大中小の太鼓が、決まった通りを仲間を呼びながら(彼等はまさにそれをllamdaと呼ぶ)行進、演奏する音楽だ。今回パーカッションは入っていないが、ゲストのベース奏者鳥越啓介氏に、アフリカンでジャジーなリズムを表現して頂けたと思う。最後に出て来るコーラス部分は、今回の参加メンバー全員によるもの。ここから更なる新しい日本人のジャンルを生み出せたら…なんて希望も込めて、違ジャンルな楽曲を敢えてこのメンバーでこのアルバムに録音してみたかった。

賛否両論、大歓迎。日本人会田桃子のフュージョンしたカンドンベを聞いて下さい!

 

6月11日アルバム発売記念ライヴ@六本木STB139

 

オルケスタアウロラ3RDpiazzollaamor

 

オルケスタアウロラ2NDbajoelcielodebuenosaires

 

Orquesta Aurora Puerto a Puerto

 

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