“サンドロ・デ・アメリカ”死去!

1月4日、“サンドロ・デ・アメリカ”“ヒターノ”の愛称で親しまれ、女性たちを虜にしてきた往年の大歌手サンドロが、心肺移植手術を受けたのち、敗血症を引き起こし、手術のために入院していた、メンドーサ州都のイタリア病院で亡くなった。64歳だった。

 昨年11月20日に、かねてから希望していた心肺移植手術を受け、45日間が経過した後の訃報だった。遺体は家族に付き添われて、メンドーサから首都ブエノスアイレスに移された。通夜のため国会議事堂に安置され、ファンに見送られつつ現地時間6日に、ブエノスアイレス郊外の墓地に埋葬された。

“ロックの王様”“アルゼンチンのエルビス・プレスリー”と呼ばれ、その経歴の中で、数々のヒット曲を飛ばし、映画の出演ではアルゼンチンを超えて、ラテンアメリカ全土で人気を得た。

通夜と6日に行われた葬儀には往年のファンが集い、彼のヒット曲を歌い、ポスターやTシャツを手に手に、別れを偲んでいた。

元祖ラテン・ポップ・スター、フリオ・イグレシアスは「サンドロの死で、またラテン音楽の歴史が一つ終わったよ」と悔やみの言葉を述べた。m  

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