◆ニコラス・レデスマ(pf)
1965年ラ・パンパ生まれ。11歳にして地元のオルケスタ・ティピカで演奏を始める。15歳には巨匠オラシオ・サルガンにピアノを師事。1995年にレオポルド・フェデリコ楽団のピアニストとして初来日。その後もパスクアル・マモーネ楽団など本国の有名楽団や歌手との共演を重ね、映画『伝説のマエストロスたち』にも出演。海外アーティストとの共演も多く、日本人バンドネオン奏者小松亮太との共演でもよく知られている。

◆パブロ・アグリ(vn)
1968年ブエノスアイレス生まれ。偉大な父アントニオのもと幼少からバイオリンを学ぶ。これまでに自己名義の作品を多く発表するなど重要なタンゴ・バイオリン奏者の一人。現在は国立交響楽団のメンバーとしても活躍。

◆セサル・ラゴ(vn)
1980年ブエノスアイレス生まれ。20代から有名タンゴハウスに出演。2006年の民音タンゴ・シリーズ『ブエノス・タンゴ』でファビオ・ハーゲルと初来日。現在は「タンゴ・ポルテーニョ」など多方面で活躍中。

◆オラシオ・ロモ(bn)
1973年ブエノスアイレス生まれ。9歳よりフリオ・パネに師事。コロールタンゴなど一流楽団で経験を重ね、現在はレオポルド・フェデリコ楽団とセステート・マジョールを中心に多数の有名楽団も掛け持つ人気奏者。

◆サンティアゴ・ポリメニ(bn)
1988年ブエノスアイレス生まれ。12歳でプロデビュー。エミリオ・バルカルセ・タンゴ学校オーケストラで研鑽を積む。ビクトル・ラバジェンらタンゴの一流アーティストとの共演、海外公演でも活躍する若き実力者。

◆マリオ・フィオカ(va)
1947年ブエノスアイレス生まれ。1970年からコロン劇場専属オーケストラに所属しヴィオラ・ソリストを務める。これまでに4度の来日を経験。現在は有名楽団での演奏活動および市立音楽院のヴィオラ講師も務める。

◆ルシアノ・ファルコン(bc)
1985年ブエノスアイレス生まれ。13歳よりネストル・テデスコ氏にチェロを師事。若手楽団アスティジェーロのメンバーとして米国、欧州、アジア・ツアーに参加。現在は音楽院で教鞭を執りながら楽団指揮も担当している。

◆エンリケ・ゲラ(cb)
1952年ブエノスアイレス生まれ。クラシック界で研鑽を積み、タンゴではオスバルド・ベリンジェリ楽団他多くの楽団の主要メンバーとして活動。フリオ・パネ・トリオなどでもニコラス・レデスマを長年支えてきた名奏者。

◆マリア・ビビアーナ(vo)
パスクアル・マモーネ楽団の歌手として活動し、現在は主にニコラス・レデスマのプロジェクトで専属歌手を務める。豊かな表現力と歌唱力が大きく評価されヨーロッパからのオファーが絶えない実力派歌手。

◆カルラ&ガスパル(dance)
振付家、監督、指導者としても名高いトップダンサーペア。ガスパルは2003年タンゴダンス世界選手権ステージ部門優勝。昨年の公演でもダンスリーダーを務め、カルラとともに世界中のタンゴショーに多々出演中。

◆ジェシカ&アリエル(dance)
『ミケランジェロ』『エスタンパス・ポルテーニャス』他多数の世界中のタンゴショーに出演。2009年にはレケーナ&スアレス・パス楽団と共に民音タンゴ・シリーズに参加。妖艶な演技が人気のペア。

◆フリアン&メリーナ(dance)
「エスキーナ・カルロス・ガルデル」など人気タンゴハウスでメインダンサーを務める。フリアンは講師として海外でも活躍、メリーナは映画『オメロ・マンシ~嵐の詩』に出演、振付も担当する実力派ペア。