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Saigenjiインタビュー


Q:あなたはなぜ南米の音楽に惹かれ始めましたか?

A:もともとは9歳の時、「コンドルは飛んで行く」に代表されるフォルクローレと呼ばれる音楽に衝撃を受け、ケーナを始めたのが始まりです。
その後大学ではブラジル音楽にやられて、ギターをそして歌を始めました。
もう南米音楽を聴き始めて30年近くになりますが、どの地方のどの音楽を聴いても深い魅力があります。
なぜ、と聞かれると、憑かれてしまった、としか言いようがありません(笑)

Q:あなたが今感じている南米の音楽の魅力とは何ですか?

A:何より自由さ、情感、センス。自分のような個人的なアプローチの音楽でさえ受け入れてくれる、懐の深さ。そして、歴史、リズム、民族のダイナミズム。今とくに感じているのは人の温もりが何より感じられるところでしょうか。

Q:今回、どんな演奏をしたいですか?

A:今回は自分の普段やっている音楽に加え、今まで多いに影響を受けたフォルクローレのレパートリーを歌いたい、と思っています。
自分はブラジル音楽の文脈で語られることが多いのですが、そことは違うアナザーサイドの部分ですね。
結果「弾き語り」というパフォーマンスフォーマットの普遍性があぶり出されればより良いなあ、と思います。

Q:影響を受けた南米の音楽家がいれば教えてください。
今、共感している南米の音楽家がいれば教えてください。

A:影響をあげればキリが無い。(笑)
幼少期はウニャラモス、サビアアンディーナ、カルカスなどのフォルクローレや、メルセデスソーサ、ユパンキなどの歌曲、大学時代はエドゥロボ、ミルトンナシメント、イヴァンリンス、ジョアンボスコなどのMPB。ギタリストとしてはトニーニョオルタ、バーデンパウエル。オリジナルの音楽をやり出してからは、もうなんでも(笑)。

今共感してるアーティストか。今は「歌」に興味があります。
チャブーカグランダ、カルロスアギーレ、ファナモリーナなど、サウンドは様々でも根底に「うた」があるアーティストに惹かれます。