‘コロンビア’ タグのついている投稿

シャキーラが新曲でリアーナと競演!

2013年12月9日 月曜日

コロンビア出身のスーパースーター、シャキーラが若者を中心に絶大な人気を誇るバルバドス出身の歌手リアーナと共演することが、地元紙エル・ティエンポの取材によりわかった。

今年の1月にFCバルセロナ所属のジェラート・ピケ選手との間に第一子を出産したシャキーラ。6月頃から、来週発売予定のアルバム『Truth or Dare』(仮タイトル)にむけて取り組みはじめ、新作は世界中で流行中のエレクトロニックサウンドと、彼女の持ち味であるラテンビートを掛け合わせたもになるのではないかといわれていたが、具体的な内容はベールにつつまれたままだった。

12月8日のシャキーラ公式Twitterアカウントによると、映像作家のJoseph Kahn氏監修のもと、ミュージックビデオを撮り終えた模様。

世界中から熱い視線を注がれている2大歌姫のシャキーラとリアーナ。
2014年の音楽シーンも目が離せない。 Yu

チャーリー・ガルシア、コロンビアの女性歌手を脅迫!

2013年10月25日 金曜日

 コロンビアの女性歌手パオラ・バルガスがアルゼンチン・ロック歌手のチャーリー・ガルシアを脅迫とわいせつ行為で訴えている。事件はボゴタにて行われたプライベート・コンサートの後に起こったとされ、パオラ・バルガスは「殺されるかと思ったわ」と心の内を明かしている。

 パオラがメディアのインタビューで答えたところによれば、このプライベート・コンサートはミュージシャンの仲間内で行われたもので、パオラ同じくコロンビアの歌手である女友達と二人で会場へ行った模様。そしてコンサートの後、友達の忘れ物を探しに会場へ戻り楽屋まで行ったという。

 そして楽屋へとどまり、チャーリーと45分程度話し込んでいた。その後急にチャーリーが暴力的に豹変し、バンドメンバーたちを殴り始めたという。

 事件について「彼が暴力的に豹変する直前、彼はバンドメンバーの一人へ何か質問し、そのメンバーの一人が『ありません、マエストロ』と答えたの。すると急にメンバーたちに殴りかかったの」と話す。

 さらに「暴力を目の当たりにした私と友達は呆然としていたの。殴り終えたチャーリーは『私たちに怒ったんじゃないから、話を続けよう』って促したの。でも次の瞬間、私の友達の体を触り始めたわ。彼女は冷たく拒絶したの。そしたらチャーリーは私たちを『歌手として尊重していて、音楽の話がしたかっただけだ』なんて言って謝ってきたのよ。謝ってきたその後に、また豹変、ズボンを脱いで、空のお酒の瓶を掴んだの。それで私たちを脅迫したのよ。私の友達は泣き叫び、私はテーブルの下に逃げたの。でもどうして彼が私たちにそんなことするのかがわからないのよ。だからいつ殴られるかわからなかったけれど、とにかく瓶を置いて落ち着いてよって話をしているうちに、警備員が来てチャーリーは拘束されたの」と自らの恐ろしい体験を語った。

 そしてパオラは「実はコンサート中もチャーリーがずいぶんアグレッシブだったなと思っていたのよ」と事件前のチャーリーの様子についても言及している。
 
 チャーリー・ガルシアは先日23日に62歳を迎えたばかり。元気すぎる62歳も考えものだ。Sa

ラテンの貴公子フアネスが初の自叙伝を出版!

2013年4月2日 火曜日

 ラテンポップ界の貴公子フアネスが、はじめてとなる自叙伝『Persiguiendo el Sol(太陽を追い求めて)』を出版することが明らかになった。

 本の内容は、フアネスの歌手活動初期から、家族との想い出やコロンビア軍政時代にメデジンで育った頃のことなどにわたる。プライベートをさらけ出すほどの内容ではないが、妻カレン・マルティネスのこと、家族のこと、子ども時代のことにも触れながらフアネスの人物像に迫る内容となっているようだ。「ファンのみんなが聴いている音楽の裏側にいる人物を知って欲しいという思いから書くことを決めた」とフアネス。

「米国に移住してきた頃の自分の頭の中のイメージをそのまま本のタイトルにしたんだ。日々かき立てられるような感覚と、人生に何かポジティヴなものが待ち受けているような感覚……」フアネスはニューアルバム『MTV Unplugged』でラテングラミー賞を受賞したばかりで、現在米国30ヶ所のツアー中。6月からは新しいアルバムに向けたレコーディングもスタートするそうだ。

 本の発売は4月2日から。現在はスペイン語と英語(『Chasing the Sun』)での出版しかないようだが、フアネス・ファンは是非。tae

メキシコでコンボ・コロンビアのメンバーのうち4人の遺体発見か

2013年1月29日 火曜日

メキシコ北部ヌエボレオン州で4体の遺体が見つかった。この遺体は先週金曜より行方不明になっていたコロンビアの音楽グループ、コンボ・コロンビアのメンバーと共演者の合計20人のうちの4人と考えられている。

遺体が発見されたのは日曜の夜で、イダルゴ州にほど近いミナという町の井戸から見つかった。この町で木曜夜にコンボ・コロンビアは酒場での演奏を行っている。その数時間後、金曜未明に行方がわからなくなったことが発表された。

なぜその4体がメンバーと考えられるのかという点について、ヌエボレオン州の発表によれば、このグループのメンバーが着ていた衣装を4体の遺体も身につけていたとのこと。

また警察の捜査によると、遺体には拷問の痕跡や銃痕が確認されているという。

コンボ・コロンビアは4年前に結成されたバジェナートなどを演奏してきたグループで、16人のメンバーと今回は4人の共演者が木曜夜に演奏を行った。

残りのメンバーの早急な発見、万が一亡くなってしまっていたとしてもせめて早くコロンビアの家族の元へ返してあげることを願う。Sa


EL KOMBO KOLOMBIA/SOLO TU ME HACES FELIZ

ベニシオ・デル・トロ、次作でパブロ・エスコバル役!

2012年11月19日 月曜日

プエルトリコ出身の俳優ベニシオ・デル・トロが映画『Paradise Lost』で、コロンビアの麻薬密輸組織指導者パブロ・エスコバル(1949-93年)役として出演の契約をしたことが先日明らかになった。

映画情報サイトVarietyの報じるところによると、映画は実話に基づき、少年ニックがコロンビアを観光した際にパブロ・エスコバルの姪マリアに恋してしまうことから始まる複雑な物語を描いたもののよう。

監督は、イタリアの俳優で原作者のアンドレア・ディ・ステファノが務めることになる模様。監督としては本作がデビュー作となる。

ラテンアメリカの麻薬密輸組織が題材となった映画というのは、正直またか…という方も多いかと思われるが、ベニシオ・デル・トロ出演という点がありきたりなラテンアメリカ麻薬組織映画では終わらないのではという淡い期待を抱かせる。Sa

パブロ・ミラネス、コロンビアの政治運動に参加

2012年8月27日 月曜日



 現地時間で今月24日午後7時、コロンビアのカリブ海岸の街、カルタヘナ・デ・インディアスでパブロ・ミラネスが1万人以上の若者達の前で歌った。
このコンサートの目的はコロンビアの若者達のデモ行進を中心とした左翼運動、「マルチャ・パトリオティカ(愛国行進)」にパブロ・ミラネスが音楽で参加するというものだ。

「¡Bolivariando ando…!(ボリバル精神をもって立ち上がれ・・・!)」と謳われたこの運動は、コロンビアの若者達による、コロンビアの若者達の政治参加を促す運動で、24日金曜から26日日曜まで続いた。

 責任者であるダビッド・フローレスは公平な社会と平和を目指しているという。

 また、元自由党議員で今回のデモ行進の代表としてインタビューに応えたピエダー・コルドバは、「私たちは左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)とは全く違った方法で、一切武装を必要とせず、コロンビアの政治的現状の解決策や平和への道しるべを国民に呼びかけるだけだ」と語った。

 パブロ・ミラネスの他にも、BazurtoやSeñor Tostao、Las alegres ambulancias、Junior Jein、El sexteto Tábala地元の人気アーティスト達もパフォーマンスを行った。

 上掲の動画で、途中「YOLANDA」の替え歌で「キューバ人!」と嬉しそうに叫ぶ若者をみて、このデモにパブロ・ミラネスが音楽で参加したことがいかに大きかったのだろうかと考えさせられてしまう。Sa

Junior Jein “La Negra Tomasa”


LAS ALEGRES AMBULANCIAS “MAKACO”

ミッシェル・テロー、次作はカルロス・ビベスとの共演を熱望

2012年8月2日 木曜日

「アイ・シ・エウ・チ・ペゴ」で一躍話題になったミッシェル・テローが、コロンビアのスター、カルロス・ビベスと共演することを熱望していることがわかった。

 ミッシェル・テローは現在サンパウロに住んでいるが、幼少期にパラグアイとボリビアとの国境の近くに住んでいたせいもあり、スペイン語圏の音楽を聴いて育ったのだとか。ラジオではよくカルロス・ビベスの曲を聴いていたようだ。

「まだ決定ではないけれど、今コロンビアに行く計画が進んでいる。カルロス・ビベスと共演するためにね」とミッシェル・テローは語る。これに対しカルロス・ビベスがどう応えるかはまだわからないが、共演を望むファンも多いのでは。Sa

Carlos Vives/Voy a Olvidarme de mí


Michel Teló/Ai Se Eu Te Pego

フアネスとパウラ・フェルナンデスによるスペイン語・ポルトガル語曲、異文化間の架け橋に

2012年7月19日 木曜日

 話題の作品『MTV Unplugged』がブラジルでも発売になった、スペイン語圏でアイドル的存在といえる歌手フアネスが「Hoy me voy」という新曲について語った。この曲でブラジルの人気シンガーソングライター、パウラ・フェルナンデスと共演し、またスペイン語とポルトガル語の両言語で歌われていることで、この曲がスペイン語圏とポルトガル語圏の異文化間の架け橋になればとのこと。

 また、フアネスにとってパウラ・フェルナンデスと一緒に仕事をすることは、「いつもと違うことに挑戦することだったり、小さな扉を開けるようなものだった」よう。

 そんなフアネスは先日ブラジルのイヴェッチ・サンガーロのニューヨークでのレコーディングに参加したばかり。テレノヴェーラのテーマ曲「Para tu amor」のレコーディングだったのだが、それと同時にフアネスの「Es por ti」や「A Dios le pido」のポルトガル語バージョンがアレシャンドレ・ピレスの手により新たに録音された。

 17回のラテングラミー賞受賞経験のあるフアネス。ポルトガル語圏マーケットへ食い込む準備は万端なようだ。Sa

Juanes – Hoy Me Voy (MTV Unplugged) ft. Paula Fernandes

ガルシア・マルケスが認知症に

2012年6月11日 月曜日

 先週の火曜にウェブに掲載されたインタビューで、悲しい事実が発覚してしまった。
なんとあのガルシア・マルケスが認知症を発症してしまっているのだとか。

 ガルシア・マルケスの大の親友であり、本人にインタビューを行い『グアバの香り』を書いたプリニオ・アプレジョ・メンドーサによると、ガルシア・マルケスは最近になって何度も「調子はどう?いつ来るの?今何してるの?」と同じ質問を繰り返すようになったようだ。これはメンドーサだけでなく最近ガルシア・マルケスと接した友人皆がこんな質問しかしないことに気付いているようだ。また、友人に向かって「君が誰だかわからない」と言うのだそうだ。メンドーサは「ショックだった。ガボ(ガルシア・マルケス)は大親友だった」と悲しみをあらわにした。

 ガルシア・マルケスが認知症の傾向にあるということは約5年ほど前より世間で噂にはなっていた。そのころから始まったと考えてその進行はゆっくりなのだとか。

 非常に残念だがこれまでの彼のすばらしい作品が少しでも多くの人に読まれ、愛され続けますように。Sa

ジャズ界で注目のコロンビアのアルパ奏者エドマル・カスタネーダ

2012年6月1日 金曜日

コロンビア出身のアルパ奏者が、ニューヨークのジャズ界で知名度を上げているらしい。彼の名は、エドマル・カスタネーダ。ジャズ界の大御所パキート・デリヴェラやウィントン・マルサリスとの共演経験もあり、母国の音楽性と現代音楽を織り交ぜつつアルパというユニークな楽器を縦横無尽に操る演奏スタイルに注目が集まっている。

前述のように、ジャズ界にアルパはもちろんハープが用いられることは珍しい。ボゴタに生まれ、10代の頃にニューヨークへ移住。13歳の頃にアルパ・ジャネーラを演奏し始めた。もともとジャズに触れるきっかけは大学時代にトランペットを演奏し始めたこと。ところがカスタネーダが34歳のとき、アルパを片手に通学していたところジャズセッションに遭遇する。

当初周りのジャズマンたちには驚かれたが、評判が良く、カスタネーダはその後もアルパでジャズを演奏するようになる。それをおもしろがったプエルトリコのトレス奏者ネルソン・ゴンサレスがバックにカスタネーダを起用し、それに連鎖してパキートなどがカスタネーダと共演を重ねるようになった。

「僕がやろうとしているのはアルパを様々なジャンルの音楽に取り入れて、アルパの新しい顔を見い出すことだ」とカスタネーダ。2年前に自身の四重奏グループで『Entre cuerdas』を発表。ソロ作『Doble Portion』では、キューバのゴンサロ・ルバルカバやプエルトリコのミゲル・セノン、そしてブラジルのバンドリンの名手アミルトン・ヂ・オランダのゲストを迎えた意欲作だ。彼の演奏はYoutube及び公式HPで視聴可能。アルパの域を超えたリズミカルな演奏は一見の価値あり。tae

Edmar Castaneda Official HP