ブラジルが世界に誇るエグベルト・ジスモンチの愛娘
最新作を携え、トリオで魅せる待望の初来日公演!
@コットンクラブ
世界に名を馳せる鬼才ブラジル人音楽家エグベルト・ジスモンチの愛娘、ビアンカ・ジスモンチがコットンクラブで初来日公演を行う。10歳から本格的にピアノを始め、2005年に、ピアノデュオ”GISBRANCO”を結成、’08年にデビューアルバム「GISBRANCO」を発表。’13年にリリースしたソロ名義アルバム「Sonhos de Nascimento」は、世界的なパーカッショニスト、ナナ・ヴァスコンセロスやベーシストのユリ・ポポフなど一流の音楽家もゲスト参加。ブラジルの風土や歴史を包括するような独特の音色は父親譲りと高い評価を得つつ、女性ならではの繊細でしなやかな音色で独自の美しい世界観を表現して話題となっている。最新作を携え、自身のトリオを率いての初来日公演を見逃す手はない!
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2014. 6.29.sun & 6.30.mon
■6.29.sun
[1st.show] open 4:00pm / start 5:00pm
[2nd.show] open 6:30pm / start 8:00pm
■6.30.mon
[1st.show] open 5:00pm / start 6:30pm
[2nd.show] open 8:00pm / start 9:00pm
MEMBER
Bianca Gismonti (p,vo), Antonio Porto (b,vo), Julio Falavigna (ds)
@コットンクラブ
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BIANCA GISMONTI/SONHOS DE NASCIMENTO
ビアンカ・ジスモンチ、ブラジルを代表する気鋭作曲家/演奏家のエグベルト・ジスモンチの娘だ。同世代の女性ピアニストのクラウヂア・カステロ・ブランコと共に、2台のピアノによるユニット「ジスブランコ」として2008年と2011年にアルバムを発表してきたビアンカ。その2枚のアルバムとも愛聴した作品で、個人的にも思い入れの強いユニットだったが、ユニットを一旦休止し(勿体ないとも思うが…しかし!!)ソロ活動を始めた。本作はビアンカ・ジスモンチとしてのソロ・デビュー作だ。ジスブランコ時代はカバー曲が多く、自作曲は数曲だったが、本作は全曲が彼女のオリジナル。その変化が、ソロとして活動をする契機となったようだ。また、アルバム全編でDrを担当するジュリオ・ファラヴィグナは彼女の夫であり、クラウヂアに代わるパートナーだ。Track1「Festa No Carmo」Track 8「Sonhos De Nascimento」といった今後の彼女キャリアを代表していくだろう名曲を含み、オリジナルだけでこんな傑作を作ってしまうなんて!!(月刊ラティーナ13年11月号掲載、文:花田勝暁)