アルゼンチン・フォルクローレ界のシンボル、メルセデス・ソーサが、去る9月7日(日)クラシックの殿堂コロン劇場にて伝説のライヴを行った。今回はマルタ・アルゲリッチ・フェスティバルの名誉ゲストとして、クラシック・ピアノの巨匠マルタ・アルゲリッチと共演! さらにフォルクローレ・ギターの名匠エドゥアルド・ファルー、そして伴奏にカメラータ・バリローチェが出演するといった豪華な公演が行われた。 第1部はエドゥアルド・ファルーの歌、オスカル・カルドーソ・オカンポ指揮、カメラータ・バリローチェの伴奏による「アルゼンチン組曲」で幕を開け、引き続きファルーがマルタ・アルゲリッチに捧げる美しいサンバ「トナーダ・デル・ビエホ・アモール(昔の愛の歌)」を披露した。 第2部は大御所ソーサによる独壇場となり、ユパンキやグアスタビーノ、クチ・レギサモン、アルベルト・ヒナステーラ、アリエル・ラミーレス他フォルクローレ伝説の歌手たちの名曲を熱唱した。 クラシック、そしてアルゼンチン・フォルクローレの大物達が共演したこのフェスティバル。異種のファンが同時に集う大規模なコンサートとして、大きな話題を呼んだ。
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