メキシコシティーの音楽の殿堂、国立アウディトリオ劇場が設立されて今年で50年目を迎える。9月4日に開催された記念イベントは、悪天候のため40分も遅れての開演となったが、世紀の大イベントを一目見ようとこの日、何と9千人を超える観客が集まった。出演アーティストは、国内からメキシコ・ロック・ポップの人気アーティスト、エレファンテ、映画『セクソ・イ・プドール・イ・ラグリマス』のテーマを掲げてアレックス・シンテック等が出演。海外からは、スペインからホアキン・コルテス、キューバ人歌手のアルビータ、コスタリカ人歌手のチャベーラ・バルガスはマリアッチ楽団を率いての登場となった。50周年を記念して贈られた第1回ルナ賞の受賞者は、アレックス・ロラ(メキシコ・ロック)、マリア・ビクトリア、アルマンド・マンサネーロ、エレファンテ、セルソ・ピーニャ(グルペーロ)、オスカル・チャベス、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ他。授賞式も後半となり、もう一人の受賞者にルイス・ミゲルの名が呼ばれると出演予定には無かったルイス・ミゲル本人が舞台裏から登場! 会場は嬉しい悲鳴で沸き返った。
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