先日行われたロサンゼルスのラテン・グラミー賞受賞式では、参加を予定していたキューバ人アーティスト22名全員が欠席となってしまった。昨年の9月11日テロの影響で、今年5月から米国入国審査のシステムが変更し、キューバ人へのビザが認められなかったためだ。その結果、今年のラテン・グラミー、ベスト・ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞を見事受賞したピアニスト、チューチョ・バルデスも授賞式に不参加となってしまった。チューチョは10月4日にノース・カロライナ大学でのコンサートも予定していた。コンサートは中止となり、既にチケットを買い求めていた人々に対しては代わりにレイ・バレットとニュー・ワールド・スピリットによるコンサートが行われることになった。
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