キューバ、ヌエバ・トローバの大物の一人パブロ・ミラネス(61歳)は、年末までに新たなアルバムを制作すると発表。前作『パブロ・ケリード』の第2弾となる新作では、ボブ・ディランやスティング、スティービー・ワンダー、ハリー・ベラフォンテ、カエターノ・ヴェローゾ、フィト・パエス等の大物ミュージシャンが共演する予定。パブロの新曲6曲も新作で発表される。この大規模なプロジェクトは、商業的な目的というより、パブロの音楽的な好奇心から生まれた企画とのこと。前作でもソレダー・ブラボ、カエターノ、アルマンド・マンサネーロ、チャーリー・ガルシア、ロス・バンバン等豪華な面々が参加した。CDのイントロにはコロンビアの文豪ガブリエル・ガルシア・マルケスの朗読をふたたび収録する模様。 彼が数年前から煩っている足の病気については、現在のところ、時々外科的な治療を必要とするが仕事を続ける点において問題はないとのことだ。今後の意欲的な活動が期待できそうだ。(7/6/2002、キューバ)
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