ファクンド・ラミーレス、話題のライブ

ブエノスアイレスのクラシカ・イ・モデルナのホールでは、毎週火曜日にピアノ奏者、ファクンド・ラミーレスの演奏が行われている。ファクンドは、その名のとおり「ミサ・クリオージャ」の作曲者アリエル・ラミーレスの息子。親譲りの才能と優れた演奏技術をもって、ビダーラやサンバ、ワルツ、カルナバルなど様々なアルゼンチンのフォルクローを弾きこなす。「ラ・ウイーダ」や「クエーカ・デ・ラ・フロンテーラ」、「エル・チョクロン」等、父親のレパートリーも披露。  彼のキンテートのメンバーは、ホルヘ・ジュリアーノ(ギター)、ロドルフォ・ルイス(チャランゴ)、オラシオ・ストライヘル(パーカッション)、ワルテル・サバティーニ(エレキ・ベース)等、ファクンドに劣らず実力のあるミュージシャンばかり。またファクンドはピアノ・作曲だけでなく、作品「ノソートラス・ノソートロス」では歌手としての才能も垣間見せている。 (6/18/2002、ブエノスアイレス)

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