おまたせ、ラ・レイの新作アルバム発表間近！
「新譜は現在、作曲の段階。録音はロスのスタジオで他の用事に中断されながら進んでいるよ。」と語るのは、ドラマーのマウリシオ・クラベリア。チリ出身の人気ロックバンド、ラ・レイは、93年にアンドレス・ボベとマリオ・ブルーネルのプロデュースでバンド名“ラ・レイ”と題したアルバムを発表、これが大ヒットし国外でも名声を得ることとなった。しかし、その後悲劇が待ってるとは誰が想像しただろうか？ボベがオートバイ事故で急逝したのだ。「人はいずれ死ぬものだと分かってはいても、健康で未来への希望や夢をたくさん持っている人の死は辛い。彼のことはいつも頭にあって、コンサートの度に１曲を彼に捧げているんだ。」とマウリシオは語った。現在プエルトリコで公演中のラ・レイはこの後、ロスのスタジオに戻り、その後、メキシコへのツアーが決まっている。ラ・レイのメキシコにおける成功は凄まじく、昨年はこの地で75回ものコンサートを行った。アルゼンチンや、年に28回のコンサートを行った米国でも成功を収めている。人気はさらに急上昇中。しかしボーカルを務めるベト・クエバスは謙虚だ。「いつでも新しいことにトライしていきたい。成り上がって、頂点に達したと思いこんではダメだ。その時点で脱落するから。」
（4/25/2002、プエルトリコ）
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