ロサンゼルス・バチャータ・フェスティバル トゥビィ・ラブの出演が決定

このフェスティバルの目玉として出演するトゥビィ・ラヴ

このフェスティバルの目玉として出演するトゥビィ・ラヴ

 

ロサンゼルス・バチャータ・フェスティバルの8回目の開催が発表された。アメリカ西海岸のバチャータ・ブームを牽引してきたアメリカ合衆国最大と銘打つバチャータ・フェスティバル。来年は2月9〜12日の日程で開催される予定だ。

このフェスティバルは2010年に現在もオーガナイザーを務めるホルヘ・コントレラスとレスリー・フェレイラによって始められた。この2人は夏にもフェスティバルを開催しており、西海岸のバチャータ・シーンを支える最重要人物だ。会場は昨年から代わり、今回はウェスティン・ロサンゼルスエアポートで開催される。この4日間は連日有名インストラクターが招かれたワークショップが開催される予定で、その数80クラス以上。バチャータだけではなく、サルサ、キゾンバ、ズークのクラスがオールレベルで受講することができる。講師陣に名前が挙がっているのは、アタカ&ラ・アレマナ、ジョルジェット・アルコセール、デザイア・ギドネット、さらにはバチャータとサルサで世界タイトルを持つアルマ・ラティーナ・プロなどそうそうたるメンバーだ。また会場には3つのダンススペースが用意され、朝5時までバチャータ、サルサ、キゾンバが存分に踊ることができる。さらにワークショップの合間には、招待インストラクターによるパフォーマンスが行われる予定で、バチャータ好きにはたまらないフェスティバルとなっている。

しかしなんといってもこのフェスティバルの目玉は11日(土)の深夜に開催される予定のトゥビィ・ラブのコンサートだろう。トゥビィ・ラブはニューヨーク、ブロンクス出身。当時、16歳だった彼は2000年にアヴェントゥーラのバックアップシンガーとしてキャリアをスタート。6年間、同グループで活動の後、2006年にソロ活動を開始した。2008年にはビルボード・ラテン・ミュージック・アワードにノミネートされ、その後、トロピカル・エアプレイ・ソング・オブ・ザ・イヤーとラテン・ラップ/ヒップホップ・アルバム・オブ・ザ・イヤーで受賞している。まさに現在のアーバン・バチャータを代表するシンガー、トゥビィ・ラブのパフォーマンスを間近で見られるチャンスとなっている。

もしかしたらこのフェスは西海岸の音楽シーンを変えることになるかも!?

(アメリカ合衆国●編集部)


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