JUAN MAGLIO PACHO
LA GUARDIA VIEJA
フアン・マグリオ・パチョ
ラ・グアルディア・ビエハ

2,640円

タンゴ史初期の大物バンドネオン奏者パチョによる1920年代後半~30年代前半のオデオン録音からのセレクト。日本では私家盤ですべて出ているが、かなりよくできた選曲。メンバーもよく、この時代ならではの良質な内容。

曲目
●曲目 1. 忘却の盃 2. 女の香り 3. トゥイート・エス・メンティーラ 4. ラプラタ川の岸辺 5. 古い荷車 6. アンド・パート 7. 聞いておくれ、ネグラ 8. ラ・グアルディア・ビエハ 9. 人形たち 10. カフェの片隅で 11. エル・テハード 12. カーニバルの女 13. ミ・カバジート・クリオージョ 14. アルティーガス 15. マテ茶をお飲み 16. アルマグロ 17. ウン・コペティン(小杯) 18. 魂の叫び 19. 七つの言葉 20. ほとんど無し 21. あざみ(アブロホス) 22. お姫様 23. 悲しい心 24. ガウチョの悲しみ 25. 私の嘆き ●演奏:フアン・マグリオ・パチョ楽団 ●歌:カルロス・ビバン、ニコラス・ヒアナスタシオ


 1912年に始まり34年に終わるパチョの録音は全部で760曲余に上るが、本CDの27年から32年というのはタンゴの黄金時代でもあり、まさしくその立役者の一人としてのパチョの黄金時代でもある。ユーロ・レコードでこのパチョの名盤を採り上げてくれたことは実に喜ばしい。 1. の「忘却の盃」からして涙せずして聴くことが出来ないほどの名演揃いだ。歌はカルロス・ビバンが7曲、ニコラス・ヒアナスタシオが1曲入っているが、インスト曲であっても楽器が存分に歌っている。(この時代の他楽団についても同じ事が言えるが)基本的にはバイオリンを中心にしたオブリガートとスタッカートの妙味、第二主題や終盤でのバンドネオン・ソロ、そしてピアノのしっかりしたリズム等による「単純さの中に深く湛えられたセンティミエント」こそがタンゴの本質ともいうべき大きな魅力である。 10. は今は亡きガブリエル・クラウシのバンドネオン変奏で終わる超名演だ。全25曲が感動の中に過ぎる。


月刊ラティーナ2012年2月号掲載

(飯塚久夫)


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  • モデル: EU 17052


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