録音年 2018年 INDEPENDIENTE
Musicians:PABLO ZIEGLER - pianoHECTOR DEL CURTO - bandoneonJISOO OK - celloPEDRO GIRAUDO - bass
曲目
1. Radiotango
2. Maria Ciudad
3. Asfalto
4. El Empredado
5. Milonga del Adios
6. Desde Otros Tiempos
7. La Conexion Portena
8. La Rayuela
9. Muchacha de Boedo
10. Fuga Y Misterio
11月の来日公演は見逃したが、ますます精力的なシーグレルの新作。メトロポール・オーケストラとの共演作、キケ・シネシとのデュオ(+1)での3作目、クリストファー・オライリーとのピアノ・デュオ作、バンドネオンとギターとのインプロたっぷりのジャズ・タンゴ、ピアノ・ソロ作…と趣向を変えてのCDリリースが続いてきたが、今回は息もぴったりなバンドネオンのエクトル・デル・クルトと、彼の奥方でもあるチェロのジス・オークをフィーチャーしたチェンバー・クァルテットでの初アルバム(2018年ヴァーモントでのライヴ)。彼の作品の持つ強靭な美しさを完璧に表現するアンサンブルの妙が堪らない。
月刊ラティーナ2020年1月号掲載
(斎藤充正)