毎年ドス・オリエンタレスとともに来日を果たすアルバナ・バロカスのファーストアルバムがリリース。ゲストに夫でもあるウーゴ・ファットルーソ。故オスバルド・ファットルーソとの幻の録音も。(再入荷)
曲目
1. CASI
2. CANTIGA
3. PASADO
4. 24 MINUTOS
5. BLUE SAKURA
6. TRIBAL
7. SACLOV
8. 2 DE ENERO
最近のウーゴ・ファトルーソの来日ステージに足を運んだ人なら、この“インディビドラム”ことアルバナ・バロッカスはご存知だろう。笑顔の可愛い打楽器奏者はモンテビデオ生まれ。2013年からウーゴの来日公演に帯同し、ドス・オリエンタレスのステージではゲストとしてマエストロ2人の演奏にも参加する。カンドンベの太鼓はもちろん、ウルグアイ人には珍しくブラジルのパーカッションにも習熟しているが、リーダー作はエクスペリメンタルな曲調が多く、この作品も同じ傾向にある。2,5,6,7,8には公私ともにパートナーのウーゴが参加。4は16分超えの長い曲だが一貫してドラムを叩き続け、様々な楽器やサウンドを即興的に重ねている。3だけは2000年録音とクレジットされているので16歳の時に作ったものか。5は「越後獅子」の琴をサンプリングしてリズムトラックに乗せている。出来れば大音量で聴きたい作品だ。
(ケペル木村)