LUCIO DEMARE
OBRA COMPLETA 1943-1944 VOL.3
ルシオ・デマーレ
オブラ・コンプレタ1943-1944 VOL.3

2,200円


曲目
1. TAL VEZ SERÁ SU VOZ  2. DOS PALABRAS POR FAVOR  3. MI VIEJA RIBERA  4. OIGO TU VOZ  5. QUE SOLO ESTOY  6. LUNA  7. EN UN RINCÓN  8. EL BARCO MARÍA  9. ESTÁN SONANDO LAS 8  10. SOLAMENTE ELLA  11. CORAZÓN NO LE DIGAS A NADIE  12. SE VÁ UNA TARDE MÁS  13. DOS CORAZONES  14. ALHUCEMA  15. TORRENTE  16. ORIENTE  17. SEÑORES YO SOY DEL CENTRO  18. EL AGUACERO   19. TAL VEZ SERÁ MI ALCOHOL


 録音日の順に並べたこのアルバムの前半で、ピアノ・指揮のデマーレ(1906-74)と、歌手ベロン(1920-82)の、曲の感情、その細かい起伏の流れを完璧に、しかもごく自然に表現する、歌詞と音楽の協調がすばらしい。この演奏はダンスのためでもあったのだが、ただ聴くだけのファンにとっては1940年代のタンゴだけがもつ濃密な世界を代表するものだ。もちろん他の歌手や楽団メンバー、さらに他の楽団をないがしろにするものではないが……。ボーナストラックの 19. は、「わたしのアルコールのせい」という題が不謹慎だとして、役人から禁止された。泣き寝入りするのはもったいない曲内容なので「彼女の声のせい」と改めて再録音したのが 1. である。相当なヒットとなったこの改訂版のほうが、歌詞も、歌や演奏も断然いい。当時の新曲ばかりがレパートリーだが、なんとまぁ質の高いこと! とんでもない時代でしたね!


月刊ラティーナ2017年2月号掲載

(高場将美)


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